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初めての焙煎の記憶とその後の焙煎

初めて焙煎に挑戦したのは何年前でしょうか。

最初は焙煎する豆の量や火力の強さ、所用時間など全くわからなくて、とりあえず「先ずはやってみるべし!」と挑戦したのを覚えています。

また、家の中でやると煙が家中に広がるのと、チャフ(焼いた豆の皮)が飛び散って そこら中チャフだらけになる、という情報もあったので、そこは妻には嫌がられ、家の中で焙煎することは了解得られずw、しぶしぶベランダに出て、風の強い中、ろくに風対策もせずに挑戦、、という今では考えられない状況だった初めての焙煎。。

当然、火は風に煽られまくりで豆へのアプローチもままならないし、その分豆を焼く時間もかかり、ハゼ(焼いた豆がパチパチするあれ)も、1段階目の1ハゼも聞こえなければ、2段階目の2ハゼも聞こえない状態で30分以上、「焙煎ってこんなに時間かかるものなのかな?」と永遠と思える長い時間考えながら、手廻し焙煎機を廻し続けていましたw

そうやって出来た豆(焙煎できた気になった豆)をミルで挽いて飲んでみましたが、、ものすごく不味い出来でした・・時間かけた割には生焼けの状態だったと思います、、。これは完全に失敗だwと、初めての焙煎は失敗に。。

だけど、失敗はいいものですね。次に繋がる良い経験だと思います。

この失敗を経たことで、ビビりになりまして、
ビビりになったことで、色々調べました。
調べて得た知識を以って、焙煎に挑戦しまして、
何度も挑戦し、自分の納得のいく焼き上がりへと近づけるよう頑張りました、、いや、楽しみました。
(最初の失敗のあとは、ちゃんと妻には焙煎後しっかり掃除をする、という約束のもと家の中でやっています。。)

そして人は慣れるものです。
何度も挑戦し、失敗を重ね、そんな中で少しずつ、火の加減や焼き色、匂いや焙煎時間がわかっていきました。
1ハゼはこのくらいの時間で、2ハゼはこれくらい、このタイミングで火を強く、弱く、など色々と試行錯誤していくうちに、いつしか自分の満足のいく焙煎度合いに焼き上げれるようになっていきました。

そうやって出来た豆で淹れたコーヒーは美味しかったです!
そして自分だけではなく家族にも飲んでもらい、「この焙煎は酸味が強く出るね」という意見をもらったら、じゃあ次はもう少し深く焼いてみようね、とか、「今回は苦いね」という意見をもらったなら、OK、次はもう少し浅めに焼いてみるよ、など、感想を聞くことで、焙煎の仕上がり具合をどうしていこうか、など考えるようになりました。
あと、家族の好みの味もわかるようになり、人の好みは色々ある、ということにも改めて気付かされました。

ちなみに、この頃使っていた焙煎機は Auvel Craft という手廻し焙煎機。
小ぶりの網あみ焙煎機で、豆の焼き色が直接見えるので、慣れれば初心者には扱いやすいものかと思います。

焙煎量も最大250g。でも基本的に150gで焙煎はしていました。色々試してみましたが、150gが一番狙い通りに焼ける気がします。
所要時間も大体10~15分弱程度。
色の変化もそうですが、匂いの変化も感じられるので、焙煎していて楽しいです。
ただ、網目なので、気温や風の影響を受けやすいので、そこら辺は注意です。

結果、5年以上はお世話になった焙煎機。
では今は?というと、それはまた別のお話で。

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