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よく噛んで食べる、ことの難しさ

ある日の自作弁当。ごはんがひと口分残っているけれど、おかずがすべてなくなってしまった。ライスマネジメントの失敗。

仕方がないので、ごはんだけ食べる。せっかくなのでよく噛んでみる。

するとときどき、ぷちっ、ぷちっという感覚がある。というのは、自分のごはんは雑穀入りで、丸麦もち麦そばの実が少し混ぜてある。ぷちぷち感は特にこのあたりの雑穀を噛んでいるから。

よく噛んで、よく噛んで、よく噛んで。

甘味がしっかりと広がってくるのだけど、意外とまだプチプチ感が残っている。

あれ? まだちゃんと噛めていない?
2分くらい噛み続けても、まだ時折ぷちっという感覚があったりも。

ふと思う。
実は、これまでちゃんと噛まずに飲み込んでいたのではないか。

これまでも、なるべくよく噛んで食べる方だと思っていたし、しっかり噛めば味がしっかり引き出せて美味しい、ということは分かっていたつもりだったけど。おかずが入ることで食感としてはごはんがしっかり噛めているのかは意識がしづらい状況だったらしい。

こうして改めてごはんだけでやってみると、本当にちゃんと噛めていたのかと思ってしまう。正しい正しくない、ということじゃないのだけど、栄養を吸収しやすくするためにはなるべく噛んだほうが良いのは確かだと思う。

顎が疲れるし、食事の時間が(ただでさえ最近長いと思っているのに)もっと長くなってしまうけれど、もうちょっと意識して食べてみようかと。

意外なところで気づくものだなー、と。

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