新しいスキルを学ぶ

割引あり

本『子どもを生きればおとなになれる』引用
ワーク
「今私はどんなことについて、別のやり方をしたいのだろう?」
あなたが子ども時代に身につけたスキルをあげてください。続いて、身につけてこなかったスキルをあげてください。ここにあげたのはとても基本的なスキルですが、おとなとしてもっと複雑なスキルに取り組むためには欠かせないものです。
(子どもが学ぶ必要のある行動やスキルの例)

  • 助けを求める

  • 適切に感情を表現する

  • 限界を設ける

  • ノーと言う

  • 自分の価値や感情・ニーズを確認する

  • 自分から行動を起こす

  • 質問する

  • 交渉する

  • 問題を解決する

  • 責任をとる

  • 話を聞く

  • 遊ぶ

私が子ども時代に身につけたスキル

1. 質問する

  • 質問が上手であることは昔からよく褒められた。

  • 質問を歓迎してくれた塾の先生(中学の恩師)のおかげで、わからないことはすぐに調べる癖がついたし、それでもわからなければ先生に質問して理解を深めてきた。

  • 先生に質問しに行くと、先生からも母からも褒められた。だからわざわざ質問を作って先生に聞きに行くことも多かった。

  • お酒の場に行くようになってからは、男(特にオジサン)たちの話を盛り上げなければならないという圧力にさらされてきた。自分が女であるがゆえに、その強制力は男性たちが受けるものよりも強かった。これまで幾度となく、ホステスのように扱われたことがあった。オジサンたちのつまらない話を盛り上げるため、質問するスキルはより強化された(全くもって良い事ではない)。

  • 現在の仕事でも、質問が上手いと褒められたことがある。ただそこにはどこか批判的な響きがあり、完全に幸せな記憶ではない。

2. 話を聞く

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