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『いますぐ妻を社長にしなさい』

あなたが奥さんをお金持ちにするのは
意外と簡単です

本書を開くと最初に目につく言葉です。
タイトルもすごく目につきますよね(笑)

サラリーマンな私が会社を起こすのはいろんな意味でハードルが高い。でも、パートをやっている妻なら…と思っていたところ、

まさにこれ!という本が現れました。(発売は2014年)

一緒に学びましょう!💪


お金の正体

著者さんが気がついた、「お金の正体」とは一体何なのか。

何ごとも、視点を変えるとまったく違った世界が見えてくると思います。みなさんの財布の中のお金は、お金以外の何に見えますか?


サラリーマンは時間の切り売り

単価の違いこそあれ、結局のところ「サラリーマンは時間の切り売り」なのですね。ただし、安定感はあります

転職して、収入アップを狙うこともできます。

ただし、転職は横すべりに過ぎません。サラリーマンという枠からは出ていないのです。

決して大金持ちになることはない、けれども安定はしているサラリーマンという枠から出ずに、どうすれば裕福になることができるのでしょうか?


一家に一社 プライベートカンパニー

その答えがプライベートカンパニーという選択肢なのです。

夫だけがいくらがんばって稼いでも、税金が増えるばかりです。

②妻も会社員として稼ぐようになれば、世帯年収を上げつつ税金を分散することができます。

③さらに進化した、稼いで節税もできる方法が、プライベートカンパニーです。

なぜプライベートカンパニーが節税になるのか?

それは、サラリーマンと法人(プライベートカンパニー)では税金の計算方法が違うからです。

さらに、慰安旅行や家賃なんかを経費扱いにできる点も大きいですね。サラリーマンでは「旅行に行ったから税金を下げて」とはなりません(笑)

経費扱い→税金対策なので、サラリーマン単独での節税(保険料控除、ふるさと納税など)とは額が違いすぎます。


プライベートカンパニーに向く事業とは

では、どんなプライベートカンパニーをつくればよいのでしょうか?

本書では5つの条件が示されています。

①小さな金額でスタートできる
②利他的
なビジネスである
③簡単に再現でき、片手間で手軽にできる
④家事の合間にできて、無理なく続けられる
⑤妻がコントロールできる

みなさんなら、どんなビジネスを想像しますか?

ちなみに、著者さんが営んでいるのは不動産賃貸業です。また、おすすめの法人格は「合同会社」です。


妻の自立をサポートする

妻の能力を家事やパートという枠に閉じ込めておくのはもったいない

と著者さんは言います。

だから、「夫は、妻の自立をサポートし、一緒に成長しよう」と提案されています。すばらしいですね。


一緒に学ぶ

「妻と一緒に学ぶ」

これがなかなか難しい。
私も、妻を学びに巻き込めていないことに悩んでおります。

著者さんの例として、

暇をみつけては、奥さんを誘い、夫婦二人でセミナーに参加しているそうです。「ランチのついでに行ってみない?」なんて言いながら。

学びっぱなしではなく、学んだ後に意見を言い合い、相互理解を深めるのが重要です。私もやってみます!


ミッション & 未来年表

そんな著者さんも、プライベートカンパニーに奥さんを巻き込む説得には、半年もかかったのだとか。

その説得の役に立ったのが、「ミッションステートメント」と「未来年表」です。

これは、今回のプライベートカンパニーに関係なく、「自分がどうありたいか?」という視点でもやりたいことですね。


まとめ

サラリーマンをやめずに、事業をスモールステップではじめたい…

と思っていた私にどんぴしゃな本が現れました。私だけががんばるのではなく、

妻と一緒に学び、一緒に成長する

というところに大変魅力を感じました。

ただ、考え方はわかりましたが、若干具体性に欠けるところはありました。「超実践編」なる続編があるので、そちらも学んでみます!


本日の学びはここまで。また来てください。👋


読書期間 2022/05/26-2022/06/02
初版発行 2014/02/25

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