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『新しい一歩を踏み出そう! 会社のプロではなく、仕事のプロになろう!』

アウトプットしていない読書の中で、新年最初に投稿するのにピッタリなタイトルだと感じました。

ただの一歩じゃない
「新しい」一歩を踏み出すのです

著者は「起業のプロ」である守屋実さん。でも、本書で起業をすすめているわけではありません。では、何をすすめているのか?


一緒に学びましょう!💪


環境は整っている

ネットをつかって誰でも発信ができる時代になりました。

SNSで簡単につながりをつくることもできます。

副業解禁の企業も増えました。

「新しい一歩を踏み出すための環境は、かつてないほどに整っている」と、著者は言います。まったくその通りだと思います。あとは、

やるか、やらないか

それだけです。


会社のプロ vs 仕事のプロ

本書では「仕事のプロとはなにか?」を学びます
「仕事のプロ」と対になるのは「会社のプロ」です。

「会社のプロ」とは

・自分の存在を会社に依存
・会社を辞めると、そこで積み上げてきたものはリセット

なんだか「いまどき」ではないですよね? ですが、本書は「会社のプロ」を否定しません。

ただ、世の中の流れともマッチする「仕事のプロ」をおすすめしているだけです。

「仕事のプロ」の説明の中で、「いいな」と思ったのは、

「○○といえば…」で「真っ先に名前が浮かぶ人」という話でした。つまり、「○○のプロ」ですね。著者の守屋さんで言えば「起業」です。

これは憧れます。(会社の中で存在感ないので…)


おすすめは「好き」軸

さて、

ではどんな分野で「仕事のプロ」を目指していくのか? というと、おすすめは「自分が好きなこと」だそうです。

※よく、「得意なこと」や「大事なこと」という軸で語られることも多いのですが、本書ではこれらの軸は出てきませんでした。

理由はすごくシンプルで、「好きじゃなきゃ、続けられないよね」ということです。

でも、「そもそも何が好きなのかもわからない」という人もいらっしゃるでしょう。だから、

とりあえず、やってみる

この小さな一歩がすごく大事になります。

自分の好きを知る個人的なおすすめは、「noteでの発信」ですね。アウトプットを続けると、いろいろな自分に気づけますよ!


日次、週次の振り返り

「仕事の振り返り」、ちゃんとしていますか?

仕事のプロは「振り返り」が欠かせません。

振り返りをすると、「できたこと」と「できなかったこと」を確認して、次の行動につなげることができます。

守屋さんは、Googleカレンダーを活用してこの振り返りをやられているそうです。

ちなみに、私は手帳で振り返りをしていますが、仕事のことは書いていません(笑)

まずは、「自分の好き」に対する振り返りをしてみるだけでもいいと思います


名言集をつくる

これ、以前紹介した『絶対悲観主義』の楠木建先生もやられていました。

守屋さんは、

・誰かが言っていた「いいこと」
・本の中の「深い一文」
・SNSで見かけた「ハッとする言葉」

「起業の心得」として30年も書きためているそうです。すごいですね。これも、仕事のプロならではの継続っぷりを感じます。

電子化しているので、たまにキーワードで検索して読み返すそうです。これも「振り返り」の一種ですよね。


大きな一歩は、小さな一歩から

いきなり大きな一歩を踏み出すのは大変です。

だから、小さな一歩を積み重ねましょう。積み重ねれば、それは大きな一歩なのです。

守屋さんも、

・勢いでバーをつくる
・フィリピンに学校をつくる
・現場を知るために一週間バイトしてみる

などの数々の行動をされています。いきなり見ると「それって小さくないじゃん!」と思いますが、きっと小さなきっかけなのだと思います。

本書では失敗談も赤裸々に語られていて、単なる自慢話になっておらず、好感が持てました。


「生態系」をつくる

自らのビジネスにおいて、「生態系をつくる」ことはすごく大事だと語られています。

人や組織とのつながりですね。

自分がやりたいことで、「どんな生態系をつくっていきたいか?」想像するとワクワクします。

SNS(note)も、きっとその生態系の一部になるはずです。その意味でも、noteでの発信はおすすめしたいですね。


自ら考え、動き、成果を出す

この言葉は本書でたびたび出てきます。

やはり「プロ」と言うからには、考えて動くだけではダメで、「成果を出す」ことが求められます。

とはいえ、

守屋さんも起業の道を30年も進んできました。成果を出すことは大事ですが、

とりあえず、やってみる

成果のことばかり気にすると動けなくなってしまいます。まずは、小さな一歩で動いてみればいいと思います。守屋さんのこんな言葉がありました。

人は、考えたようにはならない、
動いた通りになる

『具体と抽象』の中でも話をしましたが、行動できるように具体化を意識することも大事ですね。


まとめ

新年から辛いニュースが立て続けに流れてきていますが、できるだけ前を向いて進んでいきたいです。

「新しい」一歩を踏み出す

そのための前向きになれる本を紹介しました。

ワクワクする「好き」…そこに向かう小さな一歩を積み重ねましょう!


本日の学びはここまで。読んでいただき、ありがとうございます!
また来てください。👋


きしゃこく先生にご紹介いただきました。ありがとうございます😊

読書期間 2023/12/11-2023/12/16
初版発行 2019/05/15

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