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感覚が磨かれる感じがした冬至の柚子風呂

冬至といえば柚子風呂。

これがいつからなのかは知りませんが、
奥さんが柚子風呂用の柚子を買ってきてくれていたので
昨日は、我が家でも柚子風呂でした。

いつもであれば、柚子風呂ってなに?
どんな効果があるの?
なんてことを調べるのですが、昨日はめんどくさかったのもあって
なんの知識もなく柚子風呂に入りました。


最初は柚子をそのまま2玉、
湯船にぷかぷか浮かべてみたんです。

ぷかぷか。ゆらゆら。

確かにザ・柚子風呂って雰囲気はあるけれど
ほとんど香りもしないし、
「これって意味ある?」なんて感じたので
ここはネットで調べてみたら、
切って袋に入れると香りがよくなるとのこと。

なるほど、紙布の袋がセットになっていたのは
そういうわけなんですね。

早速、湯船の柚子を台所で真っ二つに切って、
紙布の袋に入れて、もう一度湯船に浮かべ直すと
ほんのりゆずの香りがしてきました。

湯船の浮かぶ紙布の袋に入った柚子を眺めながら、
柚子風呂に浸かりました。

昨日は、知識は持たずの柚子風呂だったので
柚子風呂を感じて楽しめたように思います。

実際、こんなことを感じたり、思ったりしました。

・ゆずの香りはほんのりで清々しい
・湯から上がってもポカポカしている
・しばらく身体が冷えない
・いつもの布団が夜中に暑く感じた(柚子風呂の効果は分かりません)
・紙布の袋に入れても中身は湯船に出てくる

で、感じたのが、
事前に効果とか理由を知らない方が
感じようとするんだなということです。

柚子風呂の効果はこんなことがありますよ。
という知識があると
そういう思い込みが入るから、
今の自分の感覚に対する意識は減ってしまう気がします。

特に、僕は知識から入っちゃうタイプなので。

もちろん、知っているからこそ受け取れるものもあると思いますが、
知らないから感じようとするというのもありますよね。

たまには、とりあえずやってみて感じてみる
ということもやってみようと感じた冬至の日の夜でした。

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