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HSP.PMS.内向型な私の育児

私には自己肯定感というものが微塵もない。

さらに自己診断になるがHSP(繊細な気質)で内向型だ。
PMS(生理前の不快症状)もひどく服薬がかかせない。

今の時代、自分自身に何らかの病名をつけたければついてしまう。
とても便利である意味不便なことだ。

私は自分自身に1ミリも自信がない。
ありのままの自分で良いんだという気持ちを持つことが出来ない。

太ってはいけない。
何事も完璧にやらなければいけない。
身だしなみを美しく保たなければいけない。
わがままを言ってはいけない。
良い子でいなければいけない。

このように私にはたくさんの「〜でなければいけない」が存在する。まだまだあるが‥
とても窮屈だ。

以前読んだ本にこんなことが書いてあった。

女の子がお母さんに言われて傷つく言葉の代表は
「太ったね!」
「太るよ!」だそうだ。

私の母は昔から美味しそうに食べる私に必ず
「太るよ〜」
「太ったねぇ〜」と言う。
よって私の中には太ったらいけない。
という縛りが出来上がった。

たくさんの体験を積むたびに私の「〜でなければいけない」も増えていく。

ちなみに女の子の自己肯定感が爆上がりするお母さんの言葉は
「かわいいね!」だそうだ。

私には娘と息子がいる。
この子たちに私と同じ生き辛さを感じてもらいたくない。
だから私は日頃から

「テストで100点を取るから、逆上がりができるから、お手伝いをしてくれるから愛してるんじゃない。あなたという存在が本当にかわいくて大好きなの。生きていてくれることがすっごく幸せ。そのままで愛してる。」

と言葉にして何度も伝えている。

先日の夕食のとき家族にこんな会話をした。

私「この間電車に乗って吊り革につかまって立っていたら、その車両に乗っていた人みんなスマホをいじっていたの。スマホいじっていないのママだけだったから、なんだかスマホいじらなきゃ!と思っちゃったんだ〜」

↑こんな感じだ。絵の下手さよ。

すると息子がこんなことを言い出した。

息子「ママ、みんなに合わせる必要ないんだよ。スマホいじらなくていいんだよ。隣の車両に行ったらそっちはみんなスマホいじってないかもしれないよ!ママはそのままでいいんだよ」


言葉は返ってくるんだ‥
私にはない自己肯定感を我が子にはプレゼントしたい。
そのプレゼントのおこぼれを私はじわりじわりと貰っている。

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