なんのために描くのか

絵の枚数が多すぎて

個展で展示しきれない可能性が出てきました

とりあえず展示してみないことにはわからないことですが

毎回個展で展示している時に気づかされることが多い

いつもと違う、自分の部屋とは違う環境で自分の絵と改めて対面する瞬間に色々と思うことがあるのです

実際この瞬間が一番楽しいと思えるのも事実ですし、ピークなのかもしれません

今年どんな発見があるんでしょうか?

皆さんはどんな発見をしてくれるのでしょうか?

こういう事を考えていると、果たして誰がみにきてくれるんだろう?と不安になります

誰もこない事だってあり得るんです

もしそうなれば、僕は心から、自分の絵に申し訳ない気持ちになる事でしょう

僕に描かせてくれたのに

誰の目にもとまらなければ僕はどうすればいいのでしょうか?

こう考えてしまうと

誰も見る人がいなければ僕は絵を描かないのか?

ということになってしまいます

多分ですが、僕は世界中に一人でも絵を描くと思うのです

生きた爪痕を残すという思いが根底にあります

これも長い目で見れば誰かに結局は見てもらいたいという思いがあるからです

僕は画家として、今、誰にも認められていなかったとしても、絵を描いていればいつか届くべきところへ絵は届いてくれると信じているから今頑張れる

自分が死に間際に描く絵はどんなものなのでしょうか?

誰かに見てもらいたいという思い以前に

自分がそれを見たいという思いがあります

僕は自分に向けて描いているのかもしれません

昨日

2019.10.07〜2019.10.12

銀座一丁目のギャラリーSOL

で行われる

飯田大輝「冷め方を知らない夢」展

に向けて、作品を整理していました

過去作品を眺めて僕は思いました

どうやって描いたんだろう?と

自分でも全くわからないのです

素直に素晴らしいと思いました

恥ずかしいのであまり言いたくありませんが

泣いてしまいました!笑

自分の画家としての3年間に感動したと言えます

皆さんからしたら僕の画家としての歴史なんて関係ありませんから

また違った見え方をするんでしょう

僕は昨日自分の感情に埋没してしまっていただけです

客観的に見てくれる皆さんの力がまた僕の芸術に新しい何かを投げかけてくれるんです

どうぞ、よろしくお願いいたします

そして、今までのこと全てに感謝いたします🙏

芸術日和だ!


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