私の芸術運動50リアルとは

この記事も50記事目、まぁーシリーズでもなければ一貫して何かについて書いているわけでもなく、強いて言えば芸術を通して得たインスピレーションや雑記をまとめたエッセイの様なものです。

こんなブログをたんたんと読み進める事など書いた私以外の他人には到底無理なことの様に思えます、(ぶっちゃけ面白くは無い!!笑)。

そう考えると本を一冊書き上げ、なおかつ読者はそれを最後まで読み切り、しかもそれがベストセラーになる、そんな文章を書ける人はとてつもなく凄いなぁーと感じました。

私は物書きではありませんからこのブログでどうのこうのと考えているわけじゃありませんが、誰か一人くらいは私の画業に興味を持ってほしいなとは思っています、欲を言えばこのブログで私の画業を知り、私の絵を生で見てみたいなーと思う人が一人でもいてくれたらなと思っている次第です!是非、展示の際はこのブログでも告知いたしますのでどうぞよろしく🙇‍♂️

さて、今日は、リアルという事について考えていました、写真の様に描いた絵はなるほどリアルと言えます

しかし単なるリアルさで言えば写真には勝てない

写真よりも上手く描けばリアルか?

私は写真の様な絵を描こうと思っているわけではありません、目で見たものをただ上手く描こうと思ってもいませんし、描けません

しかし生きた絵を描きたいとは常々思っています、あくまでも絵という土俵の中で生々しいものを描きたい

別にこれが私の画家としての理念では無いです、が上手く描けばそれがリアルになるわけじゃ無いという事です

フォービズム、野獣派と言われた芸術運動も生々しい生きたリアルさを私は絵から感じます、アンリマティスなんてとても素晴らしいです。

完璧に描き込まれた絵画は完成されていて入り込む余地もなくただ眺めます、見るもの全てがリアルでまさに瞬間を捉えています

しかしアンリマティスの絵画は見るとその中になんの違和感も無くいとも簡単に吸い込まれてしまいます、物体や、空気や、風や、気配、光、全てが写真を超えたリアルさを醸し出しています、平面的でありながら画面にはじき返されることもなく、現実離れした色彩すらリアルに溶け込んで見えます

あまりこんな言葉で片付けたくは無いですが、天才です!

しかしマティスもいろんな技法やアプローチの仕方を模索した結果たどり着いた境地です

私もこれから模索して何かにたどり着く事になるんでしょうか?楽しみです😎

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