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定時帰り。仕事より、睡眠。ホント?

随分久しぶりの投稿になってしまいました。
WelfieとLinkの冨田です。

さて、今回は最近の定時帰りや睡眠重視の風潮について、もう少し議論の余地があるんじゃないかと思い、noteを書くことにしました。

最初に言っておきますが、睡眠は精神的にも身体的にもとても重要で、それは否定のしようのない事実です。定時帰りも、定時なんだから帰るのは当たり前です。

ですが、必要な残業や睡眠を削ってまでやらなければならないことがあった時に、ただ風潮に流されて定時に帰ったり睡眠を優先すれば、日本の生産性はただただ下がるばかりです。

では、必要な残業・睡眠を削ってまでやらなければならないことが発生するのはどのような場合でしょうか。

それはズバリ、効率化の限界に達した時です。

仕事とは、誰もが早く終えてしまいたいものです。ですから、まずはどうやったら効率的にこなせるかが一番重要になります。(ここでは「給与を多くもらうための残業」という別軸を省くため、時給制ではなく、出来高制の場合とします)

出来高の場合、早く終えた方が実質時給は高くなりますから、効率性を考えて仕事に向き合うと思います。

しかし、どれだけ効率的に進めても、当日中に終わらせなければ多方面に迷惑のかかる仕事が終わらなかったら。引き続きやるしかないですよね。

ここで重要になるのは、今自分がしている仕事はどれだけの価値があるのかを客観的に見ることができるかどうかです。自分がしている仕事はどれだけの利益を生むのか、果たした仕事の結果は次に誰につながるのか、といった視点がなければ、目の前の仕事にどれだけの価値があるのかわからず、「後回し」や「明日以降でいい」といった考えにつながるのです。(上司の方は、ただ褒めるのではなく、仕事の価値を日頃から何気なく伝えてあげることが部下の方の自己承認につながり、やる気を引き出すことができるかもしれません。)

逆に言えば、「価値がない」と思う仕事は、無理して終わらせる必要はありません。さっさと帰るのが合理的です。

仕事ができるやプロと呼ばれる人の多くは、この「仕事の価値」をうまく見極め、自分なりの優先順位をつけることで、膨大な量の仕事をこなしているのではないかと思います。

気合いを入れて効率化に励んだり、やらなければならない時に自分を奮い立たせて正念場を乗り切るというのは、必要なことです。

ですが、仕事を終わらせるために必要なのは、決して気合いだけではないのです。

もちろん、これは出来高の世の中での話で、現状ではそう簡単に解決する問題ではありませんが、根本的な部分は同じです。従業員に自身の価値を「仕事の価値」を通して理解してもらい、就業時間ではなく成果物を評価軸に据えたチームを目指すことが、今後必要になってくると私は思います。

これを読んだ方が、自分の仕事やチームを「価値」という視点で考え、行動に移すことで、より良い生活を迎えられたら嬉しいです。

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