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家にいたい?それじゃ、ミニマリストになろう

私はとにかく昔から、家にいるのが好きだった。

会社の飲み会で大勢でワイワイした時もあったし、楽しかったけれど、家に帰り着いてようやく「自分」というものを取り戻せた気がする。

学生時代は塾にも通わなかった。母に進研ゼミを頼み込み、部屋でコツコツ一人で作業するのが大好きだった。

コロナ禍で、海外ではロックダウンがあったり、日本でも外出自粛などで規制された時、たくさんの人々ががっかりしたと思う。
実際に、外出規制をすることでうつっぽい症状の方が増えたという。

そんな中で、わたしは全くもってダメージがなかった。

そもそも、今までが「外出自粛」のような生活をしてきたから、今更、規制されたところで、なんの問題もなかったのだ。

しかしながら、世の中では働かないと生きてはいけない。

なるべく家にいたいのに、働くために外に出なければならない。

「在宅ワークならいいんじゃない?」という声も聞こえてきそうな気がするが、確かに在宅ワークだったらずっと家にいることができる。
けれども、在宅ワークの時間が長過ぎたら、家にいる以前に疲れてしまう。

節約=ミニマリスト=家にいられる

わたしは過去にたくさんのものを持つ「マキシマリスト」だったが、色々あって物を整理することにして、ミニマリストになった。

いつしか、兼用できる物を探したり調べているうちに、これが意外なほど節約になっていると気がついた。

今、わたしはパートタイムで働いている。それはさほど多い金額ではないが、月に80時間満たない労働で、生活はできる。
もし、わたしがマキシマリストの時のようなお金の使い方をしていたら、絶対にこのような労働の仕方では足りないだろう。

生活で必要なものを減らせば減らすほど、あくせくお金を稼ぐ必要もない。=もっともっとお家にいられる時間が増える!

こういった事実に気づいてしまったのだ。

減らしても問題ない。を、増やしていく

わたしの場合は、とにかく「これってなくてもいいんじゃない?」という物を片っ端からチェックしていった。

すると、あまりにも多くのものが、自分の生活上には必要のないことが分かった。

細かく調べ上げて、突き詰めれば、なんら必要のないものたち。
それらに対して、買うために、お金を払う。

お金を払うということは、言い換えてみれば、労働への対価を失う、ということなのである。
例えばわたしの場合は時給だから、「これを買ったら1時間分の労働と同じことなんだな」というふうに。

あんなに頑張って汗水垂らして働いた対価が、たった一瞬。「この物が欲しい」と思い買おうとしただけで、溶ける。


例えば私の場合は、下記のものを買わなくなった。(一部紹介)

ミニマリストの私が買わなくなったもの
用途別の洗剤類
色々なお掃除グッズ
市販のスキンケア
シャンプー・コンディショナー・トリートメント
ありとあらゆるコスメ・美容品
洋服・バッグ・靴・アクセサリー
使い捨ての日用品
インテリア雑貨
生理用ナプキン
芳香剤や香水

正直、ここでは書ききれないほどの物を買わなくなった。

例えば私が今、日用品で必ず買っているものは、重曹、クエン酸、除菌用アルコール、酸素系漂白剤、中性洗剤、トイレットペーパー、ゴミ袋、サランラップとアルミホイル。
これだけあれば、生きていく上での掃除や洗濯などには困らない。
トイレ用、お風呂用、床用なども分けなくてもいいから楽だ。

芳香剤などもやめて良質なアロマオイルにし、生理用ナプキンは月経カップに。シャンプーはインドハーブが粉状になっているものを使っており、こちらも環境にやさしい。

今までたくさんのものを使いこなそうとしてきたけど、今は少量で事足りている。

これらは、決して節約しようとして我慢してやっているわけではなく、結果的にこの方法が一番自分にとってベストだったから続けているだけのこと。
(過剰なケミカル使用による肌荒れなどが完治した、などのメリットがある)

減らすとスッキリする、ということから、「ミニマリスト」という概念は今年とても注目されている。

ミニマリストになれば、視覚的にスッキリするだけでなく、頭の中もクリアになり、自分のやりたいことに時間を注げるようになる。

何よりも、「物を買う」という行為を減らせることにより、労働の対価(お金)を失う機会を減らせる、というのも大きい。

単純に考えれば、物を買った分だけ、働かなきゃいけないから。

そうすると、必然的に外へ出て働くことも増えてしまう。

だから、おうちが好き、引き篭もりたい。そんな人ほど、ミニマリストはおすすめ!

今すぐミニマリストになろう。

18年一緒にいた夫(発達障害/躁鬱/アルコール依存症持ち)と離婚することになりました。離婚して新しい一歩を踏み出すまでを投稿します。