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(人生を変えた洗髪法)ハーブシャンプー香る髪について語りたい

私は市販の、いわゆる普通にドラッグストアなどで売っているシャンプーを使わなくなって約3年が経つ。

巷では「ノーシャンプー」と言われている方法だが、ネットで検索すると賛否両論で「汚い」「やめて」という声も上がっている。

しかし、人類が泡の立つシャンプーで頭を洗うようになったのは100年の歴史にも満たないという。

そういうことを調べるようになったきっかけは、とにもかくも市販のシャンプーどれを使っても痒み、フケなどの頭皮トラブルに見舞われるようになってからで、ようやく辿り着いたのが「ノーシャンプー」という方法だった。

しかし、お湯シャンや石鹸シャンプー、塩シャン、どれも、長年ケミカルなシャンプーを継続して使ってきた私の頭にとって、いきなりそれらのみで済ますのは過酷だった。

好転反応とも言えるだろうが、市販のシャンプーをやめてからは皮脂でギトギト、フケ、痒みも増した。その度に、「やっぱり、ノーシャンプーなんて幻か、嘘か、都市伝説なのではないだろうか」と、そういった疑問や不安にとらわれた。

「自分の頭皮が特殊でおかしいのかも」

とさえ思ったこともある。
そしてがむしゃらに検索をし、最終的に辿り着いたのが「ハーブシャンプー香る髪」だった。


このページでは、私がハーブシャンプー香る髪でどう人生が変わったのか。実際に頭皮や髪の毛はどうなったのか。そして最後に、今のシャンプーはどうしているのかを語っていきたい。

結論を一言でまとめると、「人類はシャンプーのしすぎ」である。


化学物質を断つことが重要

冒頭にも書いた通り、私はどんなシャンプーを使っても痒み、フケなどに見舞われてきた。総額どのくらいお金をかけたのかも定かではない。

そして出会ったのがハーブシャンプー香る髪という製品。
この製品は、泡が立たない泥水みたいなシャンプーだ。厳密に言えば、シャンプーではなく、ただのすりつぶして細かなパウダー状にしたハーブ

こんなもので頭が洗えるのか不思議だったが、使った瞬間の心地よさに一気に魅了された。

しかし、誤解のないように書いておきたいことがある。
それは、この製品が魔法のように素晴らしく、自分の頭にピッタリなものだった、ということではない。

どういうことかというと、通常、ドラッグストアなどに売られているシャンプーには、いろいろな化学物質が含まれている。単にそれらが人間の肌には良い作用をもたらさず、肌や髪に蓄積し、悪さをする。
また、肌にもともとある常在菌や適正な皮脂を根こそぎ落とすため、バランスが崩れて頭皮トラブルとなる。頭皮にトラブルがあれば、生えてくる髪の毛もおかしくなる、ということである。

ハーブシャンプー香る髪には原材料がハーブしか入っておらず、そのハーブは確かに肌や髪の毛にいいものだが、市販のシャンプーを使わなければ「今まで使ってきた化学物質のデトックス」が必然的に行われるため、勝手に肌や髪の毛が治癒して再生されていく、ということ。

よく、「いいシャンプーはないだろうか」とシャンプージプシーをしている人が多いと思う。私もそうだった。
そもそも「化学物質を断つ」ということが超重要だっただけの話である。

しかし、石鹸や湯シャンはかなりのテクニックがいる。いきなりシャンプー断ちした肌や髪の毛が追いつかず、ベトベト、フケだらけ。頭皮改善する前に、挫折するのが大半なのだ。

ハーブシャンプー香る髪は、頭皮や髪の毛から化学物質がデトックスされるまでの間のシャンプーとして、使うことができる。


そもそも「髪を洗う」という概念って?

そもそも人間が「シャンプー剤」を使って頭を洗ってきた歴史が、100年にも満たないという情報が、花王の情報で確認できる。

1960年に液体シャンプーが発売され、そこから徐々に毎日髪の毛を洗うことが「普通」となった。

しかし毎日より前は、一週間に一回、その前は、一ヶ月に一回だったわけだ。

なぜ現代ではこんなにも毎日、頭を洗い、フケ・痒み用のシャンプーが出回って、皮膚科が多いのだろう。
清潔すぎるくらいの日本(世界)で、何が起こっているのだろう。


ハーブシャンプー香る髪で人生が変わった

私はハーブシャンプー香る髪を使い始めてから、自分の家にあるいろいろな洗剤の成分を調べまくるようになった。

ミニマリストでもあるし、現在ではたった少しの洗剤だけを買っている。

ハーブシャンプー香る髪を使って化学物質を少しずつ断つことで、自分の中の「清潔」の概念が変わったのである。
これが、私の人生をガラッと変えた出来事だ。

化学物質を全て断つことは難しいだろう。しかし、むやみやたらに使わず、買わず、そういう方法を見つけることだってできるはず。

例えば薬も、化学物質だ。頭が痛かったらバファリンを飲む。しかしそういうものを、「軽度の頭痛のときはハーブティーを飲む」というように切り替えはできる。

化学物質には発がん性のあるものや、経皮毒が作用するものもある。

そうでなくとも、肌に合わない化学物質はたくさんあるようで、実際に私もシャンプーやスキンケアに至るまで、使うと赤いぶつぶつのようなものができてしまっていた。

今ではスキンケアもオイルのみで、化粧水や美容液、乳液、クリーム、パック、そういうものを買うことはない。


ハーブシャンプーをきっかけに、本当にいろいろなものを手放せた。

毎日洗わなきゃとか、シャンプー剤を使わなきゃとか、スキンケアは化粧水→乳液→クリームまでやって当たり前だとか。

現代の広告を見ていると、その商品を「使わなきゃ」という気に駆り立てられる。

本来使わなくてもいいのなら、使わなくていい。


今どんなシャンプーでケアしているか

話を具体的な方へ戻そう。

今私がどうやってシャンプーしているのかというと、ヘナをメインに、ハーブシャンプー香る髪とオイルを混ぜて、40度くらいのお湯で洗髪している。
全てお風呂に入る前にステンレス製の容器に入れ、かなり緩めのペースト状にといておく。

髪はブラッシングしておく必要もある。

ドライヤーはほとんど使用しない。(真冬のみ)
余計な成分が入っていなければ、ロングヘアでも自然乾燥で問題ないからだ。


今はシャンプーが原因による痒みやフケはほぼゼロで、たまにそれらが出る時は、まず食生活などの生活習慣を疑ってかかるようにしている。
本来は、人間の体とはそういうものだと思う。

「この商品を使うだけで頭皮の痒みとフケがなくなります!」というのは、怪しすぎる。
人間は食べたものや生活習慣でできているのだから、商品で左右されてしまうのはおかしな話である。

「ハーブシャンプー香る髪で頭皮トラブル無くなったんじゃないのかよ」という話ではなく、「化学物質荒れ」がなくなり、シリコンなどのコーティング剤も全て剥がれ、「素の状態の自分」が剥き出しになった。

その状態で頭皮トラブルが出れば、疑ってかかるのはまず生活習慣なのである。だからもう、私はシャンプージプシーになることは無くなった。
逆に、今まで目をつぶっていたものに、きちんと目を向ける時が来たのだろうか。


私が買っているハーブシャンプー香る髪の販売者の方も、過去にはシャンプージプシーで悩んできたそうだ。
今は、香る髪すら「洗いすぎ」ということで、月に数回のヘナのみで事足りているそう。

「いつかはハーブシャンプー香る髪ですら買わなくなるよ」という、物売りなのに、そんなこと言ってしまっていいのかとびっくりするけれど、そういうのも好印象。

⬇️ 私のレビューも何度かブログで取り上げられている。


現代では、難しいことから目を背けるようにできていると思う。

シャンプージプシーをしていれば、生活習慣に目を向けずに済むのだから。

「あのシャンプーは悪い」「そのシャンプーはまだマシだった」というように、なんでもシャンプーのせいにしてしまえる。


シャンプー。それは、頭や髪の毛を洗うということ。
世の中では「当たり前」と思われていることだが、実際は、違った

この当たり前を作ったのは私たち人間だ。それが、エスカレートしている。
なぜなら、物を売りたい会社が大きくなりすぎたため。

いろいろな「清潔」アイテムが売られているが、それらが、もはや人間を清潔にしてくれているのかどうか、私には分からない。


自分が使っていて納得できるものを使いたい。

少なくとも私は、もう化学物質入りのシャンプーは使わないだろう。

18年一緒にいた夫(発達障害/躁鬱/アルコール依存症持ち)と離婚することになりました。離婚して新しい一歩を踏み出すまでを投稿します。