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ゆらめく、ゆらぐ

ゆのじさんは炎みたい。
友人にそう言われたことがある。
詳しい意図は分からないが、自分では水や風を感じることが多いので意外だった。
アーユルヴェーダに行ったときも、風が優位だった。

でも最近分かってきた気がする。
怒りの感情が浮かんだときに一番感じるのだけれど、自分の中でなにかがゆらめく気配がするのだ。
もともと情動の激しい性格だが、ゆら、と焔が立つ。ちょっと怖くなる。
情熱も炎に似ている。
とかく夢中になりやすく、熱に浮かされやすい私である。
なにかに熱をあげているとき、炎が大きくなるのを感じる。冷めるときはいつも急速に、ゆらめく。
情緒不安定なだけかもしれないけれど。
どうやら私の中には炎が燃え盛っているらしい。

本当はろうそくのように小さく、小さく、ほんのり明るいだけの自分になりたい。
コントロールできるように。
穏やかにあたりを照らすような存在でいたい。

うーん、精進するしかないのかなあ。