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中途半端な自分から脱出するには

今回も大愚和尚の動画からの引用ですが、非常に共感したので投稿しようと思います


元々飽き性だった自分

小さい頃から飽き性でした 何か面白そうなものがあるとすぐに手を出してやってみる性格です 

これまでも色々なものをやってみました 5年くらい前まではロードバイクにハマってましたし、ダイビングもやりますし、筋トレやジョギングもやっていますが以前ほどではありません

ゲームも好きですし(FPS専門)、ドラムセットを作ってみたり等色々手を付けてハマっては飽きるという自分が今でも続けられているのがドラムです

ドラムも何となく出来て、吹奏楽やってたので音符も読めたので人から誘われるままに色々な音楽をやってきました

それが突然カミナリに打たれたような衝撃がありました(詳しくはこちらに詳しく記述しています) 

教育を受けるということはどういうことか|Hiroshi Nakagawa (note.com)

それからはガーっと数年間無我夢中で練習し、某教室の講師募集に応募したところ運よく採用されました その時は教えるなんて微塵も考えていませんでしたし、長く続けるつもりもありませんでした

しかし、今振り返ってみると もし教えることをしていなかったら今まで続けられていただろうか、と思うのです

教わる立場から教える立場へ

このようにある時を境に立場が変わりました 立場が変わるとモノの見え方、考え方も変わります 

今まで自分の事だけ考えていればよかったのが生徒の事を考えていかなければならないという 

これは非常に自分の中で大きな変化でした

基本的には自分が今まで教わった事、得たことを伝えていくわけですが、それをどう理解してもらうか ここが一番難しいと思います

人に理解してもらうためにはまず自分がそれに対してハッキリと

「こうです!なぜならそれはこういう理由だからです」

と言えないと理解してくれないからです

何となくイメージしてたものを言語化して明確にしていく これは自分にとってとてもいい勉強、練習になるのです 

これは教えてみてわかった事でした そうやって散々教わってきたのにもかかわらず、ですw 

立場が変わってみて初めて気づくんですね

もし教えることをしていなかったら

途中で辞めていたかもしれません 

闇雲に練習した数年間でしたが、自分が新しいステージにレベルアップするとそこには自分以上の凄いミュージシャンがたくさんいて思い切り打ちのめされました

自分を過信していたわけではないので、そうなることは予想していましたし、元々そんなもんだと思っていました

が、そういう環境にずーっといて自分の精神が保たれていたかというとその自信はありません

上の世代が凄いのはもちろんですが下の世代で凄いのがいた時のショックは更に大きくなりました

教えるという別な角度のものがあったからこそ自分の足りないものもわかったし、しっかりと言語化することによって考え方の整理にも繋がり、それは良い演奏へと繋がっていきました 

これは自分の為でもあるんだ、と気づいたのです それからは演奏と講師という二つの事を同時に、前向きに出来るようになりました

生徒も自分より技量のある才能のある人が育ってくると自分の指導の導きによって成長したんだ、と思うと自分への自信と彼らを誇りに思うようになりました

最初は焦りましたけどw


まとめ

大愚和尚様は、この相談者に「誰しもがそうである」と仰ってます 好奇心があるから色々なものに興味を持ち、ある程度のところで飽きるのだ、と

その中で何か人より一歩上の位置に行くには「教えられるレベルにまで自分を引き上げる」ことが良いと仰っています

それを聞いてとても納得しました そして教えるという環境に出会えたことで今まで続けてこれたことにとても感謝しています

もう少しで講師歴は30年になるんですが、今は「人を指導出来る人間を育てる」ことが自分の役割だと思っています 

既に指導が出来る人間を育てた実績はありますが、これからも指導できる人間を一人でも多く輩出していきたい

ドラムは音楽的にも地域的にも活動範囲をもっと広くしたい

その目標のお陰で僕は今日もドラムを楽しく叩いています☺






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