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睡眠中、存在を確かめる人生

私は本当に眠ることが好きで、8~10時間は普通に眠っている。今日も安定の8時間。けれど、睡眠時間が多いと少しもったいない気もする。起きている間に活動できることが少ないから。だから、仕方なく、夢で見た話を書くことも多い。睡眠時間も執筆につながっていると思えば、罪悪感が減るから。画像は今朝の夢。誰かとイチゴどっさりスイーツを食べようとしたり、「存在」と書いた紙にイチゴの絵を色鉛筆で描いたりしている最中に目が覚めた。
個人的に好きな夜ふかしでブレイクした桐谷さんはショートスリーパーらしいから、そういう人ってたくさん活動できていいなと羨ましくもなる。
今日は睡眠について話したいわけではなく、昨日たまたま呟いたツイートが少しバズったので、ガンダム芸人・若井おさむさんの記事を読んで思ったことを書きたいと思う。
(※ここから閲覧注意、暗い話が続きます。)

子どもは親を選べないから仕方ないのだけれど、本当にお気の毒な人生を歩まれているようで…。他人事とは思えなかった。私は別に記事に書かれているような壮絶体験はないけれど、でも過保護に育てられたし、ややADHD気味の父と神経質な母という不仲の板挟みで育ったので、彼の境遇はイメージしやすい。今一番、家庭内で、厄介なのは父でも母でもなく、妹だけれど…。親なら年齢の順で先にいなくなる確率高いけれど、妹は一番若いので、とても厄介。おかしな境遇で育つとおかしくなる確率高いから、妹は犠牲者なんだけど。私もそう。けっこう性格歪んでるし。

だから何を言いたいのかというと、記事の中にもあったように、家庭を持つとか、子どもを作るとか臆病になる気持ちがよく分かるということ。私の場合は彼のように、結婚できる相手もいないから、悩む必要さえないのだけれど、もしもそういう相手がいたとして、子どもは絶対もうけたくないと思う。幸い、子どもはできない体らしく、これも悩む必要ないのだけど。

これ以上、不幸な人を増やしたくないと思うから。万が一、結婚できて、子どもができたら、全うに育てられる自信なんてない。そもそも8時間寝たい人が、夜泣きとか耐えられるわけもないし。友人いわく、そういう時は本能的に寝なくても平気になると言っていたけれど、きっと私は無理。だから、子どもができない体で良かったと思っている。
そもそもこんな自己中な人間はやっぱり親になるべきではないし。

うちの親だって、それぞれ独身で生きていれば、こんなに過酷な余生を過ごさず済んだだろうに。時代って罪だと思う。その時代、時代の風潮で、親たち世代は結婚が当たり前だったし、独身だと白い目で見られるから、きっと仕方なく結婚したのだろう。それぞれ周囲に押されて結婚したようなことも話していたし。結婚を強要される時代に生まれなくて良かった。ほんとは生まれなくて良かったんだけど。少なくとも、昔の時代に生まれなくて良かった。

だからほんとは少子化で結婚推し進めてる風潮もどうかと思っている。ほんとに結婚したくて、子どももほしくて、まともな人たちなら結婚してもいいと思うけれど、案外世の中って狂ってる人多いから、本当の意味でまともに子どもを育てられる人なんて少ない気がするから、よくよく考えて子どもを作った方がいいと個人的には思う。虐待するような親になるべきじゃない人たちに限って、すぐ簡単に子どもできたりするし、ちゃんと育てられそうな人たちに限って、子どもできなかったりするから、世の中うまくいかないものだなといつも思う。

虐待されたと自覚している人、自己肯定感の低い人間は結婚や子どもは控えた方が無難だと思う。負の連鎖を断ち切るにはそれしかない。だから、若井さんはよく分かっていて、偉いなと感心する。声が良いんだから、声優の仕事とか、自ら売り込んでもっとがんばればいいのにとか言われてるテレビ番組を見たけれど、ご本人は否定されまくりの子ども時代を過ごしているから、自信を持てないのだと思う。死に場を探して、海外に行った話は彼の過去を知る前は、芸人だからネタなのか?とも思っていたけれど、あんな過去があれば、本気でそうなってしまうよなと理解できた。幸い私はそこまで追い詰められたことはないのだけれど、理解はできる。自分の存在なんて、誰にも必要とされないよなとかよく思うから。別に執着して生きているわけでもないし。ただ苦しみたくないから、適当に生き流しているだけで。

少し話は変わるけれど、そもそも私は本気で人を好きになれない性格と自覚している。身近で変わり者ばかりと接していたから、どこかで、この人もどうせおかしいんだろうとか冷めた目で見てしまって、親しくなれない。私自身、おかしな人間だし、(おかしい人間にも二種類あって、他者に迷惑を掛ける人と、他者と関わらず自分の殻に閉じこもる人がいると考えていて、私は後者だと思っている。)こんな私に好意を寄せてくれる人はきっとおかしいのだろうと警戒してしまう。だから、特に異性の場合は、好きなそぶりを見せられると逃げたくなる。そして逆に、私のことなんて眼中にない、執着心の少ない人を好きになりやすい。つまり二股とかするような人を好む傾向にあって、つまり報われない恋が多い。総じて、私の恋は成就することなんてほぼない。これは自分で分析した結果、やはり親の影響が大きくて、父は自己中であまり他者から好かれないし、他者から利用されるような人間で、でも気に入った人には執着して、特に子どもたちは自分の所有物扱いするので、そういう性格が苦手だった。つまりいくら不仲でも浮気する甲斐性もない。ある意味社会的には安全な人間なんだけど、そういう性格がほんとに苦手になったから、二股でも浮気でも何でもできるモテ男に憧れるようになってしまった。子どもの恋愛観にも弊害を及ぼすから、やはり極端に変わった性格の人は親になるべきではないと心から思う。変わり者はひとりでいれば、別に誰にも迷惑かけなくて済む。家庭を持つからややこしいことになるんだ。親になっても良い人検定試験とかあればいいのに。それ合格しないと、子ども作れないとか。そしたら、少子化が進んでたいへんなことになるか(笑)

あまり若井さんの記事と関係ないかもしれないけれど、でもまぁ彼女や奥さんと親密になれないというか、どこかでブレーキかけてしまう気持ちは分かりますという話。一番、結婚すべきではなかったのは、若井さんのお母さんで、よくそこまで図太く生きられるものだと感心する。そういう性格の人って誰が自殺しようと、お構いなしで生きられるんですよね。きっと他者を道具としか思ってない。自分の生活を潤してくれればそれでいいみたいな。そういう人と結婚してしまう相手もどうかと思うけれど、とにかく世の中はそういうモンスター的なパーソナリティ〇〇みたいな人たちが牛耳っている場合が多くて、疲れる。だから、あまり社会に出たくないという気持ちもあって、私はひたすら眠っているのかもしれない。眠っていれば悪夢も多いけど、けっこう平和だから。他者と関わらなくて済む分、気楽。ということで、一応前置きの睡眠の話と記事の話はつながりました。ロングスリーパー系の私は、夢の中でもうひとつの人生を歩んでいる気がする…。

  #若井おさむ    #ガンダム芸人   #睡眠   #恋愛   #自虐

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