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軽いウォーキングで素晴らしい効果

今日のおすすめの一冊は、内藤誼人(よしひと)氏の『自信をつける習慣』(明日香出版社)です。その中から「必ずポジティブな言葉で締めくくる」という題でブログを書きました。

本書の中に「軽いウォーキングで素晴らしい効果」という興味深い文章がありました。

ノース・イースト・ルイジアナ大学のリンダ・パルマーは、29歳から50歳の女性ボランティアを募り、ある実験をしてみました。彼女たちは、運動習慣がまったくないという基準で集められたのですが、2つのグループにわけて、運動グループにだけ、2週間、毎日20分のウォーキングをしてもらったのです。

運動しないグループは、それまで通りの生活を送ってもらいました。 では、2週間でどのような変化が見られたでしょうか。 

なんと、わずか20分の、しかもウォーキングという、比較的軽い運動だっ たにもかかわらず、2週間が経過するころには、「自分が大切な存在であるということが認識できるようになった」「自分なら、何でも『できる』という有能さを感じられるようになった」「自分に誇りを持てるようになった」「自分を好きになれた」という変化が見られたのです。 

さらに、運動したグループでは、血圧も下がり、うつも治り(または軽減)、悲観的な人から楽観的な人に変化することもわかりました。いやあ、運動するというのは、いろいろと素晴らしい効果をもたらしてくれるのですね。 

運動のいいところは、“変化”を実感できることにあります。 筋トレをしていれば、筋肉がついてきたことが自分でも実感できます。「おお~、こんなに筋肉がついた!」と自分でも確認できるので、それが自信を高めてくれます。 

自信をつけるために座禅や瞑想といったメンタルな方法もないわけではないですが、それだとなかなか目に見える“変化”が実感できないので、「本当に、自分は変われているのかな?」と思ってしまうところがあります。でも、 運動や筋トレにはそれがありませんから、ぜひおすすめしたい方法なのです。

◆昨今は「ライフログ」という、自分の生活をデジタルデータとして記録することが盛んだ。特に、ウオーキングについては記録が取りやすい。スマホの中には、ウオーキングのための様々なアプリがあり、「歩数」や「時間」「距離」「歩いたルート(ロケーション履歴)」などが自動的に記録されていく。

自分の運動が可視化されると、ゲーム感覚で取り組むことができ、気軽にチャレンジしやすい。1日にたった20分のウオーキングするだけで大きな効果があるという。運動してない人は、気軽にチャレンジしてみたい。

今日のブログはこちらから→人の心に灯をともす


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