名取市議会議員のさいひろみです。
2023年6月定例議会の一般質問の報告(その2)は、発達障害を取り上げました。
福祉事業者から話題をいただき、付近の自治体を調べてみると、若干名取市が遅れ気味であること、過日の学校&児童センター訪問でも、課題があったことから質問しています。
◇ 質問と答弁(概要)
Q:第6期障害福祉計画・第2期障害児福祉計画における発達障害についての取組と課題は。
A(市長):発達障害児や家族に対しての支援をしてきている。課題は、一人ひとりの状況に応じた支援を、いかにして提供していくか。
Q:次期障害福祉計画・障害児福祉計画には、発達障害についても盛り込み、取組を加速すべき。
A(市長):目標値を定め、取組を実施する。
Q:発達障がい児者の教育現場での現状と課題は。
A(教育長):現状として児童生徒は年々増えていること、課題としては、関係者の理解や対応について研修の必要性があること。
Q:発達障がい児者のライフステージに合わせ、支援や情報共有ができるよう、保健、保育、教育、福祉、医療など多領域・多職種の連携体制を早急に構築すべきではないか。
A(市長):名取市障がい者等地域づくり協議会を通じて、充実を図る。
A(教育長):特別支援連携協議会でご意見をいただいている。課題は、年1回の開催であるが、課題の解決に取り組む。
Q:市で発達障害の検査や相談日を定期的に設定し、保護者に寄り添った取組をすべき。
A(市長):各種相談を受け付けており、医療機関への案内も行っている。
◇ まとめ
直近で、発達障害について、まとまった質問は初めてだったと思います。
過去の議事録を見ても、予算決算での質疑はありましたが、質問では見当りませんでした。
答弁にもありますが、発達障害と思われる児童生徒は増えていますが、行政の対応も追いついていないところがあると思います。
来年3月に改定される障害福祉計画・障害児福祉計画の内容を確認して、再度、質問してみたいところです。