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肩こりは防御反応

肩こりとは、疲労に対しての身体的、精神的な防御反応なんです。長時間のデスクワークで同じ姿勢をとり続けたり、過度な精神的ストレスを受けていると、体が無防備な状態でいられなくなります。すると、肩背部の筋肉が持続的に収縮するため、筋肉の仕事量に対して血流が不足してしまうんです。その結果、筋肉の酸素量が減り、肩のダルさや痛みを感じるんですよ。

ネットに、こんな文章が落ちていました(元記事では引用元をリンクしていましたが、すでに無くなっていました)。

肩こりとは、疲労に対しての身体的、精神的な防御反応なんです。

こういう表現って、新鮮じゃないですか?
それとも、なんのこっちゃ? って感じでしょうかね。

何を隠そう、私自身もひどい肩こりもち(ってコトバはあるのか?)。
それが続くと頭まで痛くなってくるんですよね。

体が無防備な状態でいられなくなり…肩背部の筋肉が持続的に収縮。

ねぇ。

ちょっと気をつけて、腕をグルグル、肩をグルグル…。
ほぐしてやるだけで、随分と違うと思うのですが、集中すると、私、できません。それに、日頃のストレスで、身体のいたるところに力を入れちゃってますよね。

試しに頭のてっぺんから、足の先まで、意識を向けて少しずつスキャンしてみてください。いろんなところに力が入っていることがわかるでしょう。

SATのコーチャー研修では、筋弛緩などのリラクセーション法を習います。私の恩師・宗像恒次先生が言われていました。

肩こりは「すくみ」なんだよ、

と。

すくみ=恐ろしさのあまり動けなくなる

なにが「恐ろしい」?
自分に問うてみる。

仕事に追われ、早く終わらせなきゃと集中し…あせる…。
知らず知らず、私の両肩には力が入っています。
その根っ子の感情は「不安」。
早く「終わり」の見通しを立ててホッとしたいんですね。
でも、私の遺伝子気質の1つ「執着気質(キッチリタイプ)」が災いし、もっともっとと完成度の要求水準を上げるんです。
これでは肩こりは、いつまでたっても解消しません。

そんな時、私はクイックマッサージに行き、紛らわせてしまいます。
でもそんな対症療法、1日ともちません。
もったいないことです。

遺伝子気質キッチリタイプは快楽物質ドーパミンを得るレセプターがバカでかく、簡単には満足感を得られません。
これからは、要求水準を下げ、「30%できれば満足」を心がけましょう!「まぁいいか…」魔法のコトバを唱えながら。
そして見通しが早く持てるよう…。
私の場合は、周りに協力を求めたり、できないことはハッキリ断る。
そんなことを心がけ、行動に移していけばいいのかな。

SAT(ヘルスカウンセリング)は、実はこんなことにも役に立つんですよ。公認ソーシャルスキルトレーナー、シニアSATコーチャーの横地がお届けしました(笑)


2009年12月21日、ヘルスカウンセリングを学んで1年経った私は、身体が教えてくれるストレスサインを、少しずつ受け取れるようになっていましたね。

さて、それから14年、いまだに私は肩こりもちです。でも、キッチリタイプのコントロールは、十分にできるようになりました。だから、1日と持たなかったマッサージ効果は…、いまでは1、2週間もつようになりました(笑)
でも、依然、残っているんですね。
はい、わかっています。
だから、いま、がんばっているんです。
とりあえず、学会の学術大会が終わる9月24日まで、久しぶりのブログ執筆、1日1記事、発信し続けました。
こんな私に書いてほしいことがあったら、見てるだけじゃなく、コメントでもくださいな。



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