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フットボールファッションへの憧れと歴史

 今年も良いnoteのために頑張ります。
Jリーグはシーズンが終わってしまいましたが、プレミアリーグでの遠藤選手の活躍や、ラリーガ、レアルソシエダの久保選手など熱いニュースが多いです。 
そんなところで、今回はファッションとしてのフットボールを取り上げたいと思います。

フーリガンとファッション

 フーリガンは暴れん坊という意味だったものが、次第にサッカーの試合で暴動などを起こすほど熱くなるサポーターを意味するようになりました。フーリガンたちは、まだネットもなければEUもなかった時代に国境を越え、クラブを応援していました。

閉ざされた東欧サッカー

 ロシアではアディダスのジャージを着てウォッカを持ってヤンキー座りをするゴプニクというヤンキーがいます。

 ロシアがまだソ連として閉鎖的だった時、代表チームのサプライヤーとなったアディダスは数少ない西側世界の文化でした。

 そのため皆がアディダスを欲しがり、神格化したのです。それによってアディダスのジャージはイカしたアイテムになりました。

人気すぎてパチモンも多かったようですが、フーリガンたちの憧れとなったアディダスは彼らのユニフォームになりました。

西側のクールなフットボールファッション

 ヨーロッパの人々は、最先端のフットボールファッションを作って行きます。

これを牽引したのがイタリアの2つのブランド、ストーンアイランドとCPカンパニーです。

CPのゴーグルジャケットに、バーバリーのマフラーで口元を隠すスタイルは、顔を隠さないとスタジアムに入れないようなヤバいサポーター達に支持されたのかもしれません。

ここまでファッションへの憧れでしたが、フーリガニズムは長年批判されてきました。
フーリガンがカルチャーを形成してきた反面、その暴力性は負の側面であります。
 サッカーは無神の宗教です。
だからこそ、熱くなりすぎて周りが見えなくなることのならないようにしたいです。

浦和レッズのサポーターの処分もありました
が、Jリーグが世界一安全なのを特徴にするのなら思いやりを忘れてはなりません。 
リスペクトがあって初めてカルチャーとして受容されてほしいと思います。

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