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BEAT CRUSADERS と 僕

ビートクルセイダーズ

最高の青春をくれた、人生で一番大事にしているバンド。落ち込んだときはヒダカさんの歌声に勇気づけられたし、とにかく私の生きる活力でした。

初めて聞いたときは、ブリーチの主題歌だったtonaight,tonight,tonightだった。中学生のとき、マット運動の授業だったか、音楽にのせて団体技を披露するとかいう授業で友達が持ってきた。当時、私はポルノグラフィティだの、オレンジレンジだの、流行りの曲を聞いては「いいよねー」なんて言ってたんだけど。

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あー、いい声だなあって思った。でも、英語かあ。何言ってるかわかんないや。なーんて思ってたんだけど、

気がついたらTSUTAYAでアルバム借り尽くしてた。

そんな私も、すぐには熱中せず、いろいろな音楽を聞いてた。

それでもヒダカさんの歌声が忘れられず、・・・正直、そこまで細かく覚えていない。気がついたらビークルしか聞いてなかった。

メンバーについて調べて、どうやら違うバンドもやっているらしいと。GALLOWにkuh、MONG HANGにNATSUMEN。とにかく聴き漁った。GALLOWやkuh、popcatherなんかはツボにはまり、CDはすべて所持している。 


ライブハウスも、ビークルから教わった。初めていったライブでは、ワクワクしながら待ってたら、急に後ろから押されて、うわぁーと苦しい声上げてたら素顔の彼らを目にしていた。人が人の上をゴロゴロ転がっているのを目にしたり、寒い冬にあたたまる目的でしか知らなかった行為の超激しいバージョンを経験したりした。

今では、自分が人の上をゴロゴロ転がっている。ときもある。

前述の毒親に心を折られたときも、バイト終わりの22時、チャリで帰るときも、全然準備してない試験前も、とにかくビークル、ビークル、ビークル。

ビートクルセイダーズには、メジャー期とインディーズ期があって、どっちもいいんです。特にインディーズ期は、雑ロック感がすごく出てる。

ギターとキーボードをやっていたthaiくんがなくなっていて、今でもキーボーードの音色を聞いて寂しくなっている。そんな私は、生前のthaiくんとは同業者なので、特別な思いを持っている。ビークルだけがきっかけではないが、ロックが好きで、英語が持つ多様な意味に魅了され、教員免許を取ってしまった。

CDショップの試聴コーナーで、DELIRIOUSという曲を聞いたときは、興奮で足がガクガクして、レジに持ってったまでの記憶がない。

現在、ヒダカさんはTHE STARBEMSというバンドをやっていて、当然私は足を運び、ツーショットまで撮ってもらっている。ビークル時代は大きなハコやフェスでしか見られなかった憧れの人が、小さいハコで一体感を感じさせてくれている。きっかけはビークルで、ヒダカさんは現在の活動を見ないで過去を語られるのはよく思わないみたいなんだけど、過去も今も私にとっては大切な生きる糧なのだ。

自分の人生を変えたバンドは?

間違いなく、BEAT CRUSADERS。

noteを書くときはいつも酒に酔っている。この記事に関しては、いつもアップデートしていきたい。

散解から10年以上がたった今でも、STARBEMSときどき、ビークルで元気をもらっています。ありがとう。






音楽と恋って似てると思いませんか。

人にいいよ!って勧められたバンドでも、好きになれなきゃなれないし、ときに人生を変えるような出会いをするときもあるし。

まあ、音楽って人に勧められて知らない部分を知ることができる要素もあるけど、出会いなんだと思います。私は、BEAT CRSADERSに出会ってよかった。

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