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三島由紀夫に浸る

三島は「金閣寺」以外、名前を忘れた短編集を1冊読んだことしかなかったので、今回は文庫本を新たに3冊購入した。

件の短編集でかなり印象深く思ったのは、三島由紀夫はある意味、性の求道者でもあったのだという事だったが、写真右上の「音楽」を読み始め、改めてその想いを強くした。

三島由紀夫は楯の会や阿佐ヶ谷での自決など、極右としてのイメージが先に立ち、食指が及ぶことはなかったのだが、この歳になると、右も左も関係なく、激烈な生き方をした人物が何故そのような生のあり様を持つに至ったのか、ということを詳しく見てみたい欲求が湧いて来ている。

しばらくはスマホを見ることよりも本を読む時間が増えそうだ。それは僕にとってはよい傾向だと思う。

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