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徒然の記

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Noteではテーマを4つ選んで文章を書いています。建築/音楽/歴史/中国語ですが、そのいずれにも当てはまらない記事もありますので、それをここにまとめておきます。 台湾で暮らして… もっと読む
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記事一覧

台湾の神様に助けられた話(その四)

農安街に、たまに顔を出す"塵世音樂酒吧"というバーがあります。普段あまりお客さんがいないこ…

西郷隆盛の遺児が宜蘭に?

2023年11月、台北で西郷隆盛のひ孫に当たる西郷隆文氏の講演会がありました。西郷隆文氏は陶芸…

「Cross-Border 1624」

少し前のことですが、台南の国立歴史博物館で開催された「跨•1624:世界島臺灣國際特展」に行…

今のウクライナは、かつての中華民国?

ウクライナへのロシアの攻撃が始まって、既に2年が経ちました。この間、ウクライナのゼレンス…

健行筆記

2月半ばに日本から帰ってきた後、2人の台湾の友人から、台北でハイキングをするなら、3月から…

東寧王國

台湾は、ずっと植民地であったり中国の統治を受けていたりして、最近まで自分たちの政権で自主…

跨•1624:世界島臺灣國際特展

台南の国立台湾歴史博物館で、1624年のオランダ人来台400周年を記念した展覧会が催されています。会期は、2024年02月01日から06月30日までです。 この歴史博物館は、台北にある日本統治時代の国立博物館とは異なり、2011年になってオープンした、台湾の歴史について紹介する新しい博物館です。台南の観光スポットとしては、市の中心からは若干離れていますが、台湾の歴史に関心のある方にとっては、とても興味深い博物館だと思います。 展示内容の紹介 1624年というのは、オラン

台湾華語のスラング(その三)

台湾華語のスラングヴォキャブラリー、第三弾です。 手工耳掛 "手作りの耳掛け"。さてこれは…

Snapshots in Taiwan

前回に引き続き、気に入っているスナップショットを紹介します。台湾各地に旅行をした際、デジ…

中国語でやった難しいチャレンジ

僕は、普段日本語と中国語を使って、建築プロジェクトに関わる様々な仕事をしています。日常的…

齊天大聖廟

孫悟空の別名が"齊天大聖"というのは、皆さんよく知っていると思います。しかし、中国ではこれ…

Snapshots in Taipei

毎日生活している台北の街で、時々普段と違うシーンを見ることがあります。よくあるのは雨の止…

台灣華語のスラング(その二)

台湾華語のスラングヴォキャブラリー、第二弾です。 これは、ネタにしようと気をつけていると…

朝鮮半島有事

台湾の安全保障について"台湾有事"ということが叫ばれて久しいです。これは、僕は安倍元首相が音頭を取って、台湾との関係を強化しようと考えられたスローガンと考えていますが、どうも言葉が一人歩きして、どのメディアもこのテーマで様々な言論をしている様に思われます。 僕は、台湾有事を言うなら、余程大韓民国の置かれている事態の方が危険、大きなリスクがあるのではないかと考えています。"朝鮮半島有事"、日本としてはこちらのリスクを心配すべきなのではないでしょうか。 台湾有事の語られる文脈