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【台湾のジャズライブ】Sameka & Interesting Quartet

2024年3月にとても面白いバンドのコラボレーションがありました。ドイツのフュージョンバンドSamekaと、台湾のジャズストリングスカルテット玩弦四度が一緒にステージに立つというものです。

このプロジェクトは、Sameka Bandが元々ドイツで弦楽カルテットと一緒にアルバムを作成していて、その新作の発表を台湾では玩弦四度と一緒にやろうとしたことから実現したのだそうです。
僕はこの演奏をSapphoで聴き、その時にその新作アルバムも買いました。この2つの演奏を聴き比べると、台湾で生で聴いたものの方がとてもダイナミックで、勢いがある様に感じました。ドイツの弦楽カルテットがクラシックの奏者であるのに対し、台湾の玩弦四度がジャズを演奏するカルテットである違いなのではないかと考えています。生演奏のテンションも関係しているかもしれません。

このライブは僕は映像を記録していなかったので、玩弦四度のホームページにある雅痞書店での演奏を紹介します。
ここにある2曲は玩弦四度のものです。元々ストリングカルテットで演奏されている曲が、フュージョンのクインテットを加えることでこれも素晴らしくダイナミックなものに変わっています。これは、玩弦四度にとっても新たな発見だった様に思います。

Sameka

ベースのSimon Zauelsをリーダーとするドイツのフュージョンバンドです。印象としてはWether Reportの様な、複雑なリズムをとても好む、ヴィルトゥオーゾプレイヤーによる演奏が特徴です。ギターのPatrick Frohnhöferが中国語に堪能なことから、去年から台湾ツアーを実施しています。
 トロンボーン/サックス:Daniel Bunch
 ピアノ:Antoine Spranger
 ドラム:Tobias Frohnhöfer 
 ギター:Patrick Baumann
 ベース:Simon Zauels 

リーダーのSimon
Sameka Band

Samekaのホームページ

玩弦四度

以前も紹介している、台湾のジャズストリングスカルテットです。今回は、新たに第二バイオリンに黃心俞を加えて演奏しています。
 第一バイオリン:黃偉駿
 第二バイオリン:黃心俞
 ビオラ:葉棣綺
 チェロ:葉俊麟

玩弦四度

玩弦四度のホームページ

台湾ツアーの紹介

ツアースケジュール

Hand Written Letter

Petra

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