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【女一人ヒッチハイク東北旅】4.5日目:岩手盛岡→東京

こんにちは、Manaです。
2024年2月13日〜2月17日の5日間、人生初のヒッチハイクで20代女一人東北グルメ旅をしてきました。
今回は盛岡観光〜東京/代々木までの帰り路のエピソードを話したいと思います。

盛岡観光

4日目は朝から盛岡駅周辺の観光スポットを回り、お昼にこの東北旅の一番のお目当てにしてたじゃじゃ麺を食べ、昼過ぎには盛岡を出発する計画でスタート。

櫻山神社

ここで山形の居酒屋で出会った青年海外協力隊の試験に挑戦されている方の合格祈願をしました。素敵な夢に向かって行動してらっしゃったので、無事現地に行けますように。

盛岡城跡公園

櫻山神社のすぐ横にあります。
結構広いお散歩ロードだったので前日の納豆キムチラーメンを消化できました。

白龍 本店 :じゃじゃ麺

私はこのために盛岡に来た、いや東北旅を決めたと言っても過言ではないほど食べたかったのが白龍のじゃじゃ麺。

お昼時に行こうと思ってたのですが歩いてたらなんやかんやお腹空いたので9時半ごろに向かいました。(朝9時からやってるのすごい。)
すぐに入れましたが店内にはすでに結構いっぱいでした。

「白龍のじゃじゃ麺は絶対食べた方がいい!」という耳からの情報のみで、特に画像とか調べずに来たので、どんな料理なんだろうとワクワクしながら待ちました。

ついにじゃじゃ麺とご対面。

見た目はガッツリ味噌ですが、よくかき混ぜて食べると全然濃くない。
横にいた常連のおじさんがほぼ毎日食べに来てると言ってましたが、そうやって地元の方が日常的に食べたくなるグルメなんだなって思いました。

卓上に自家製のラー油とか生姜汁、足し味噌、ニンニクがあり、お好みでつけて味変していくのも楽しい。どれかけても美味しい!

カウンターに生卵が山積みにされてて、何に使うのかな〜思ってたら横のおじさんが麺を少し残したお皿に生卵を割ってかーってかき混ぜて厨房に「お願いします」って出したんですよ。
そしたら店のおばちゃんが麺の茹で汁と味噌を足してくれて、スープになって戻ってきたんです。私全く知らなかったんですけど、これはちいたんたんと言ってじゃじゃ麺を最後にスープにして締めるんですって!!!

ちいたんたん!

本当に行ってみないと知らないことばっかりだな〜と感動。
ちいたんたんも優しい味で朝からほっこりできました。

食べ終わったのが10時だったんですけど、お店を出たら10組以上並んでました。早く来て良かった、舐めてましたわ。

岩手銀行赤レンガ館

無料で見学できるエリアは限られますが十分素敵な建物を見学できます。

福田パン:コッペパン

せっかくだからもう少しグルメも巡りたいな〜と調べて見つけたのが福田パンのコッペパン。盛岡のソウルフードらしい。

開いたコッペパンに好きなトッピングを2種類入れてくれます。
私はピーナッツとカスタードクリームにしました。



パンが本当にしっとりフワフワでめっちゃ美味しい!
コッペパンってどうしても給食のパサパサしたイメージあるけど全く別物。もう本当にふんわりしっとりで、なんかミルクパンみたい。

じゃじゃ麺食べた直後だったので後の小腹空いた時のために残しておきました。最後に行けて良かった。

岩手県立美術館

帰りは盛岡駅周辺から盛岡インターチェンジまで向かって東北道に乗るつもりにしていて、その途中にある岩手県立美術館にも寄りました。

ものすごく大きく、近代的で綺麗な美術館。
そんなに長く居れないのでさーっと見たけど迫力あったな。。。

7組目:盛岡IC〜紫波SA

帰りは寄り道せず高速道路に乗ったら真っ直ぐ関東に向かうつもりで居たので、まず東北道に乗るのが勝負。

13:55
盛岡ICに乗る前の最後のコンビニの駐車場で森岡ICって書いてヒッチハイク開始。

15分くらいしてコンビニの駐車場に入ってきた車のおっちゃんが手招きしてくれ、高速に乗りたいと伝えると「暇だからいいよ。」と一番近い紫波SAまで乗せてくださることになりました。

そのおっちゃんはパチンコの帰りでコンビニからすぐ近くのお家に帰るところで、お家から遠ざかるのに乗っけてくださりました。
さっきパチンコで500円入れて7000円勝ったらしく、ハッピーハッピーでお喋りしながら紫波SAに到着。パチンコでもらったジュースをくれました。

8組目:紫波SA〜長者原SA

続いては仙台まで向かうという男女お二人に手前の長者原SAまで乗せていただくことに。

最初ご夫婦かなと思ったのですが山登り仲間らしくて、これから山形に登山しに行くんだそう。お互い住んでる場所が近いわけでもなく、乗り合わせて向かっているとのこと。
これくらいの歳になっても好きなことで繋がった仲間と遠出したり、趣味を楽しめるってとてもいいなあと思いながらお話ししました。

長者原SAに着くと夜ご飯に豚汁定食をご馳走してくださり、さらには「青森には行ってないでしょう」と言って青森名物のお土産まで持たせてくださりました。

豚汁沁みた。

9組目:長者原SA〜国見SA

豚汁でパワーチャージして立っていると、青森から宮城の南の方のご自宅に帰るところのご夫婦が声をかけてくださりました。
ご自宅から遠ざかるのに福島県の国見SAまで乗せていただき、別れ際に青森のお土産まで下さりました。

19:30
国見SAに到着。


遅い時間ではなかったので国見SAでもう少し粘ろうと立ち始めたのですが、この国見がとんでもなく寒い!!!!!!!
20分くらい立ってちょっと意識朦朧としてきたので、今日はもう大人しくしようと初のSA泊を決めました。

国見の夜、屋内とはいえ人は出入りするので寒かったけど、それより眠気が勝って椅子で爆睡してました。一応食堂で働いてる人の目につく場所で寝ました。

10組目:国見SA〜羽生SA

翌朝、人は少ないけどもし拾ってもらえればラッキーくらいの思いで7時過ぎからヒッチハイク開始。
気温はマイナスで外のトイレ前には到底立てないので、建物内の出入り口に立つことにしました。

その前に今いる福島県で東京って書くと遠すぎて諦められちゃうかなと思い、スケッチブックになんて書こうか考えました。
このサービスエリアを使う人たちはどこに行くのか、トイレに居合わせたおばちゃんに聞くと宇都宮に行くとのこと。そういえば栃木のガイドブック持ってる人もいたなと思って、スケッチブックに宇都宮方面とかいて立ち始めました。

20分とかしたくらいに声をかけてくださったカップルが今から八王子まで行くとのことで、その手前のいい所まで乗せていただけることになりました。男性の方が「自分も旅人なので、同じ旅人を放っておけなくて」と。(あなたのような暖かい方がいて私は生きております…。)

途中の佐野SAで新潟のお団子をご馳走いただきました。
団子が一個一個めっちゃ大きくてあんこたっぷり、食べ応えあって美味しかったです!

アーティストとして活動されてるお二人と車中でずっと喋り続けてたのですが本当にあっという間で。
本当に自分の好きなことをして過ごしているというのが滲み出ていました。そしてお二人を見ているとまさに安心安全の関係性って感じで、さっき出会った人間が何を言ってるんやって感じですけど、一緒にいる私まで心地良くなってました。

こんなにも楽しそうで魅力的な大人がいるんだと心があたたかくなりました。

お二人が東北道を降りられる直前の羽生SAで降ろしていただきお別れしました。

11組目:羽生SA〜代々木

羽生SAが一般道に出れる出入り口があったので電車の駅まで歩こうかとも思ったのですが、かなり遠かったのでもうちょっと粘ることにしました。
スタートの蓮田SAまで進んで駅まで歩くか、東京都心に向かうかの二択でヒッチハイク開始。

土曜日の昼前だったので人がいっぱいいて、すぐに男女二人組が声をかけてくださり、なんと代々木まで乗せてくださることになりました。
代々木なんてもう着いたら家まですぐ帰れるやん!(泣)

13:00
代々木に到着。
無事に東京に帰ってくることができました!!

で着いた時にそういえば知り合いが今日代々木で集まるって言ってたなと思い出し、もしかしたら会えるかもと電話かけると合流させてもらうことに。
まさか代々木公園で友達に迎えてもらう最高のフィナーレになりました。
最後に降ろしてもらったのが代々木で、時間もピッタリって我ながらツいてるわ。

この旅を通して本当に私は運が良いなと実感しいました。
そして本当に素敵な人たちに恵まれ、貴重な経験をさせていただきました。

関わってくださった全ての方に感謝しても仕切れないくらいです。
本当に本当にありがとうございました!!



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