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ヴァン・ヘイレンの偉大な歌い手、まさにアメリカンロック!サミー•ヘイガーのこと


歌唱力のあるボーカリストの加入

ヴァン・ヘイレンの2代目ボーカリストだったサミー・ヘイガーについて。

日本ではヴァン・ヘイレンというとどうしても「Jump」という楽曲一辺倒になってしまうのは、、まあ、この曲がそれだけのインパクトがあるということで、仕方ないとも思います。

ですが、じっくり曲を聴いてみると、前任ボーカリストのデイヴィッド・リー・ロス時代は、いくつかの歴史的名曲があるにせよ、一つ一つの楽曲はサミー時代に比べると弱さがあると思います。

おそらく、あのデビュー当時のラインナップのままでは楽曲は単調なアメリカンロックの域を出なかったと思います。楽曲はつまらないけど、「過去のいくつかの名曲が楽しめるライブ」が最高なライブバンドになっていたかもしれません。

そこに、歌えるボーカリストが加入したんです。

サミー・ヘイガーという域の広いボーカリストが加入したことでもすごいのですが、彼の声の質や声域に合わせることで楽曲作成の幅が広がりました。

ボーカルの制限が無いので、アイデアの具現化がしやすかったんですね。これで楽曲の水準が瞬く間に上がりました。

結果、前任ボーカリスト、デイヴィッド時代の成長曲線をさらに急激に高めることができたのではないかと思います。

サミーの歴史

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