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あの日のキン肉マン消しゴムと漫画の話 ~ ゆず「僕の漫画の主人公」


昭和が終わり平成になる頃。

ジャンプコミックスから、少し大人の単行本に興味が移っていきました。沈黙の艦隊、美味しんぼ、めぞん一刻など。

これまで多くの漫画を読んできましたし、平成になってからも、ディアボーイズ、ベルセルク、マスターキートン、20世紀少年など名作に触れています。

そんな漫画に関する思い出は小学校1年生に始まります。

あの当時、小学生1年生になって、やってみたかったことは漫画を買うことでした。

コミック・単行本を買うことに憧れがありました。単行本というやつに不思議な魅力があったんでしょう。人生初の漫画はドラえもん14巻。その次は、たしかキン肉マンの10巻、11巻でした。

キン肉マンはすでにアニメにもなっていて、北斗の拳ほど暴力的でもなく、アラレちゃんの様に単発ではなく(悪魔超人シリーズなどストーリーが持続する)、キャプテン翼や男塾とはちがい展開も早かったので、あっという間に虜になりました。

そして、やってきたのはキン消しブーム。キン肉マン消しゴム。(あれで文字を消した人はいないと思う)

なぜか知らぬ間に、家に数個のキン消しがあったんですよね。親がもらってきたのか、、何かのおまけだったのか。まあそれはともかく、近所の祭りの屋台でセット販売されているものを買ったりして、結構な量が家に存在していました。ガチャガチャもあったかな。

ロビンやウォーズマンあたりはさておき、なぜか、メキシコのサボテンみたいな超人のキン消しがたくさんあった記憶もあります。

今思えば、キン消しとは、なんて事の無いもの。なぜあのキン消しに価値を見出していたのか。不思議に思います。ビックリマンシールもそうだし、子供の収集欲は不思議なものがあります。

派生商品も多く生まれ、キン肉マンの漫画にでてくる必殺技をキン消しで再現した、通称「技かけ」というのもあったし、ビッグサイズで20センチくらいあるキン消しもありました。これは今でいうところのガレージキットのようなものだったのかもしれません。

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