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わが子のアナフィラキシーショックの話

こんにちは。ひすい菜です。
2児の子育て中、怖い思いをした事は山ほどあるけれど、今までで1番怖い思いをした時の話です。

何でもない1日の終わり。
仕事終わりに子どもたちを保育園に迎えに行き、
19時頃に食事を始めた時のこと。

この日のメニューは野菜の味噌汁・ひき肉入り炒り卵・ご飯・トマトサラダ。
1歳の長女はご飯が大好き。パクパクと食べ始めました。
食事を始めて10分ぐらいたった頃。
急に長女がゴホゴホとせき込み始め、むせたのかなと背中をとんとん。
咳は収まらず、ちょっと苦しそう。。。
これはむせてるんじゃないなと感じはじめたころ。
わが子の顏を見ると…
顏が真っ赤になり、まぶたがパンパンに腫れはじめたのです。
子ども大泣き。
とっさにやばい!これはやばいやつだ!と感じました。

すぐに救急をやっている病院に電話をかけて連れていく途中。
少し咳が落ち着いてきたみたいで、泣き止んでいました。
でも顏は腫れたまま…
車で連れていく途中もドキドキが止まりません。
内心怖くて仕方ありませんでした。

救急の病院について、事情を話し、すぐに見てもらう事ができました。
一通り落ち着いたところで。
先生「アナフィラキシーショックですね」
私「え?」
先生「何食べましたか?」
夕食を伝えると、
先生「この中で考えられるのは卵ですね」
正直びっくりしました。まさか、という感じでした。
そう、うちの子は6ヶ月ぐらいから離乳食で卵を食べ始め
今まで家でも保育園でも普通に食べていたのです。
全く意味が分かりませんでした。
なんでなんで混乱していると。
先生「そういうこともあります。とりあえず今落ち着いてるので、家で様子を見てください。1番怖いのは24時間以内に、また症状が出る可能性もあることなので、夜はしっかり様子を見て、症状が出るようであれば、すぐ救急車を呼んでください。今回は咳の症状はすぐ収まったようですが、もっと酷くなっていたら、非常に危ない状態なので、車ではなく、救急車を呼んでください。子どもはしっかり症状も伝えられませんし、急変します。アナフィラキシーはすごく怖いものですから。」
私「はい、わかりました。」
先生によると、ぶり返す症状は最初よりも酷く出ることもあるとのこと。
ぶり返したらどうしよう…不安でいっぱいの私。
先生「明日、かかりつけの医師に診てもらい、その後はアレルギーの検査を一通り受けた方がよいと思います。」
診断も終わり、子どももすっかり元気になったところで
薬をもらい、帰宅。
時間は23時半を過ぎていました。
卵アレルギーかもしれないというショック、ぶり返したらどうしようという不安、色々な感情が私の中に渦巻いていました。

とりあえず、子どもを寝かせ、一晩寝ることなく様子を見ていました。
様子を見ている間も、子どものパンパンに腫れた顏を思いだすだけで、怖くなりました。
幸い、症状がぶり返すことはなく、朝を迎え、子どもは何事もなかったかのように、きゃっきゃっ言いながら遊べるぐらい元気でした。
一安心でした。

初めてのアナフィラキシーショック。
顏が1番ひどく出た場所でしたが、気道がふさがるなどのもっと怖い症状にならなかったのが幸いでした。でも怖い体験でした。
これからどうなるのかなと思いつつ、かかりつけの病院に相談に行くのでした。

次回は、卵アレルギーの検査と発覚についてお話出来たらなと思います。

ひすい菜

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