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寒い冬に食べるモツ煮込み、美味しいですよね!

とろっとろに煮込まれつつも、
食感と滋養に満ちたモツ!
さまざまにくたくたに煮込まれた野菜!
それらのエキスが存分に出てきて、
複雑玄妙な味わいのスープ!

アッツアツでホッカホカの湯気が立っている。
寒風吹きすさぶ寒波の中、
ふうふう言いながら食べますのもまた、
冬の醍醐味
、と言えるのではないでしょうか?

さて、本記事では美味しいモツ煮込みの
お店を紹介したいわけではなく、
(皆様にそっと教えたいお店もありますが)

松本 淳 さんのVoicyとnoteを
視聴・読解し、思わず膝を打ったので
それを紹介してみたいのです。

題して『コミュニティが
「キャリアの鍵」になる時代
』↓

…これはもう、直接、Voicyなりnoteなりを
視聴・読解してもらったほうがいいのですが、

本記事では、私が主観に基づいて
取捨選択して、部分引用した上で
思ったことを書いてみます。

(ここから引用)

『多様性が重視される時代において、
組織の中においても
多様性を確保しようとする
動きは増えています。

しかしながら、一つの組織内よりも、
コミュニティの方にこそ
圧倒的に多様性があることは当然です。

人の数も、情報量もケタが違います。

会社内の情報だけに埋もれていては、
様々な世の中のトレンドを
知ることは難しくなります。

仕事の専門性が高まれば高まるほど、
その専門分野においては
最先端を走っていても、
他のことがらには疎くなると
いうジレンマが発生します。』

(引用終わり)

多様性と専門性の話が、出てきます。

世の中の流れは「多様性」をいかに認め、
活かしていくか
、これですよね。
SNSは、そのツールの一つ。

しかしながら同時に「専門性」を
いかに高め、活かしていくか
、という
問題もあります。

「誰でも」「どこでも」できること、
代替できるスペア的なものは、
世の中に埋もれがち、ですよね。
「やはりあなたでないと、雪が溶けない」
(略称『あな雪』)という
専門的な、誰にでもはできない、
アドリブが利かせられる
「あなたならではの専門性」こそが、
この多様性の社会の中で、活きてくるもの。

松本さんは、一つのジレンマを提起します。
業界内・社内だけにとどまっていては、
自然と、多様性が
失われていくんじゃないですか?
と。

「専門バカ」すなわち、業界内・社内の
「専門家集団」の中「だけ」にいては、
その専門は生かせないんじゃないんですか?と。

(ここから引用)

『仕事「だけ」やっていると、
自分に対しての(社会的な意味での)
メタ認知が難しくなります。

普段の仕事から得られるのは、
会社からの「評価」のみです。

一生、絶対にこの会社で働く、と
決意しているのなら
良いかもしれませんが、
多くの人はそうではないはずです。
また、いずれ定年もやってきます。

自分の本当の価値や、
将来へのポテンシャルを知るためには、
社外で活動してみるしかありません。

だから、自分から
いろいろなコミュニティに
飛び込んでみることが大切です。』

(引用終わり)

「メタ認知」とは、渦中にいる自分を
渦の外から見てみることです。
渦の中にいては、自分がぐるぐる回るので
どんな風に回っているかわからない。


ましてや、会社、カンパニーは
その性質上、多かれ少なかれ束縛がある。
「同質性」を要求してきます。
これは、しょうがない。
会社という団体戦のスタイルの
強み
でもあるので、いかしかたない。

特に日本の会社、企業、組織では、
「無名・自己犠牲のチームプレイ」
求められてきた部分が多いですよね。
なおさら、自分の「専門性」が何なのかが
わかりにくいものです。

ただ、それは
「多様性」の認知に、逆行している。
自分の良さが、活きてこない。

ゆえに、自分から
『社外のコミュニティに飛び込む』ことが
重要なのではないか
、と話が進みます。
外に出てこそ、自分の良さがわかる。

煮込まれてこそ、いいダシも出せる。

(ここから引用)

『コミュニティは、一つだけに
決める必要もありません。

大、小、さまざまなものがあります。
濃い交流をするところもあれば、
ゆるいつながりを
維持しているコミュニティもあります。
まずは、いろいろ参加して
みればいいと思います。

SNS活動もコミュニティ参加の一種です。

コミュニティで活動しているうちに、
自然と自分の役割も見つかります。
(言える範囲での)自分の仕事の
知見や業界の情報を
提供するだけでも立派な貢献です。

それが、他の誰かのキャリア形成の
役に立つ可能性もあるのですから。

こうやって、人も、情報も、
社会の中で循環していくものです。

その「良い循環」に乗ることのできる人が、
これからはより成功するでしょう。
それが、コミュニティに属し、
コミュニティをベースとした
キャリアアップを実現する
ということです。』

(引用終わり)

コミュニティの良いところの一つは、
「広く浅く」「掛け持ち可能」「出入り自由」で、
「トライアンドエラーがしやすい」

というところだと思います。
(もちろん、束縛の多い
コミュニティも、あったりはしますが)

同質性を強く求められがちな「会社(組織)」。
それに対し、
多様性を広く認めてくれる「コミュニティ」!

一昔前は、SNSもありませんでしたし、
「一社専従・終身雇用」が
生き方の下味、ベースになっていました
から、
様々なコミュニティに飛び込む、
ということはけっこう難しかったですよね。

カンパニーとパーソナルの二者択一です。
背水の陣での、退職・転職・起業。
白か黒か、カンかパか!
私も、長くカンパ、寒波の中で過ごしてきた。

…でも、今はそうではない。

自分が好きなところに飛び込み、
自分の味を出すことができます。

濃厚な味も、ゆるふわな味も。
複数のコミュニティで、それぞれに柔軟に。
SNSなどを通して(時には仮面をつけかえて)。

普段は串焼きでも、焼肉でも、いいんです。
それを「維持したまま」で、色んなところで、
様々な味わいのモツ煮込みに、なってみる。

最後に、まとめます。

本記事では松本さんの記事を部分引用しつつ、
『コミュニティが「キャリアの鍵」になる時代』
について紹介し、私なりに
「モツ煮込み」のたとえを交えて、
考えたことを補筆して書いてみました。

本記事のタイトルの回収を、しておきます。

『「カン/パ」=カンパニー/パーソナル
という白か黒かの二者択一を「越えて」、
「持つ2コミ」=複数のコミュニティを持つ』

こんなスタイル、いかがでしょうか?
美味しい「モツ煮込み」、いかがでしょうか?

◆以上のようにリンクトインに紹介投稿したところ、
松本さんからコメントを頂戴しましたので、
私は、以下の通り、返信しました。

会社(カンパニー)
かなりライフスタイル
そのものに侵食していき、

最近ようやく
個人(パーソナル)
脚光を浴びてきた日本ですが、

カンパニーかパーソナルかの
二者択一では、仁義なき戦い、いや
『人事なき戦い』に突入する
修羅の戦場になりがちなんですよね…。

ここにこそ、比較的ゆるふわで
温かい多様性のある、
『煮込み鍋🍲』のような
『社外・複数のコミュニティ』に
飛び込んでいく意義

高まってきているように感じました。

『持つ2コミ』の精神により、
柔軟にしなやかに
過ごしていける人が
増えると良いですね!!

『持つ2コミ』、いかがでしょうか?

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