わかっていても
呼び出しを告げる音を聞きながら
ああ、もう時差はないもんなあ
と、近いけど遠いものを感じたり
もう少しあなたといたいけれど
いろんな世界が僕を引き止めたりする
わかっていても、動くときがあるんだ
それは新しい世界へ踏み出す第一歩かもしれないし
沼へと落ちていることがわかる二歩目かも知れない
どうしようもないのか
変わらないものなのか
きっと誰にもわからないけれど
確かにあるし、そこにあった
そんなみんなの輪郭を
探ってしまうんだ
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