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溢れるのは、それだけ大切なものをたくさん抱えているから。 そんな中でこぼれ落ちたものは…

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溢れるのは、それだけ大切なものをたくさん抱えているから。 そんな中でこぼれ落ちたものは、とても大切なもの。 道端に落としておいて 誰かが気づいて拾ってくれたらいいな。 そんなことをつらつらと。

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  • いろんな空

    過去の投稿をまとめています。 全部自分で撮った空です。

最近の記事

「迎えるのは風、送るのは雨」

    • 最近のわたし、について

      こんにちは がやがやとしたパーティーを抜けて、路地裏にふっと息を吐きにきた気持ちでこの文を書きはじめています 最近を表すとどうなるんだろう 諦めと希望と、信念と変化と ぱっと出た単語はそんなところでしょうか、特に意味はないです そして(ほんとうに)誰にあてる訳でもない文章を書いています ひろってくれたらかってにわたしの世界にきてください、そんな気分  そんなこころは荒んでいるようで広いはらっぱのようで、やけにすっきりした気持ちでもあるのが妙に不思議で納得感もある .

      • 本来不必要だったはずのところから必要な状況を自分でつくりだして、そのうえで必要としてほしいと願うなんて、とても浅はかで強欲なことなんだなと でももし、満たされていないのであれば、それがわたしの知りたかったこと。 自分のために生きるあなたといたい お互い覚悟はある?

        • ただいてくれること、の価値について

          わたしにとっての、本当に大切な人が急に亡くなった。 高血圧が、とか自覚症状のない癌が、とか理由はいろいろ聞いたけれど、急に亡くなった事実は別に変わらない。あの人はもういない。 小さいころから当たり前が信じられなかった。世の中に正解なんてないし、良いとされているものなんて主観か世の中がつくりあげた虚構のようなものだ、なんて思っていた。 でも自分自身の心だ志だなんてものはわからないし、あったとしてもそれに従うほどの自信もないから、優等生の道を半歩ずれたところをずっと歩いてきた。

        「迎えるのは風、送るのは雨」

        • 最近のわたし、について

        • 本来不必要だったはずのところから必要な状況を自分でつくりだして、そのうえで必要としてほしいと願うなんて、とても浅はかで強欲なことなんだなと でももし、満たされていないのであれば、それがわたしの知りたかったこと。 自分のために生きるあなたといたい お互い覚悟はある?

        • ただいてくれること、の価値について

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        記事

          春のにおいがするね

          春のにおいがするね

          きっといま、お互いに満足してるから溢れないのかもしれないね。 溢れてはないけれど、あなたのことは本当にたいせつなんです 自分勝手なこの感情は紡がなくてもあなたにちゃんと届いてますか? あふれる、とこぼれる、が同じ変換で出てくるのを知った今日

          きっといま、お互いに満足してるから溢れないのかもしれないね。 溢れてはないけれど、あなたのことは本当にたいせつなんです 自分勝手なこの感情は紡がなくてもあなたにちゃんと届いてますか? あふれる、とこぼれる、が同じ変換で出てくるのを知った今日

          「その人の日記にもっと登場したいって思うようになってしまったら、それはもう、そういうことだよ」

          「その人の日記にもっと登場したいって思うようになってしまったら、それはもう、そういうことだよ」

          悩みは尽きないなあという気持ちと、悩めるという機会の贅沢さと、これが生きるってことかという実感をかき混ぜながら歩く午前2時

          悩みは尽きないなあという気持ちと、悩めるという機会の贅沢さと、これが生きるってことかという実感をかき混ぜながら歩く午前2時

          日記

          ふと 暮らしをともにする人の日記を読んだ ああ、文章を書きたいなと ひさしぶりに思わされた ことばにはひとを動かす力があると よくいうけれど ことばで切り取られた その人のせかいがひとを動かすんだ とぼくは思う 焼きたてのケーキを優しく切ったときの断面に フルーツのかけらがつと見えたときのような 実家のかつて自分の住んでいた部屋の 引き出しの奥底に淡い手紙を見つけてしまったような かすかな、それでいて芯に響く そんなことばを誰かが紡ぎ それを受けとったとき、ひとは

          冬と春の境目に

          「寒いからもう帰ろっか」 「気持ちがいい天気だから散歩にいこう」 「なんだか切なくなるね」 「これからわくわくだね」 一点を見つめさせる北風から 空を仰がせる春一番にかわる 自分でえらび、みつめ、歩んできた道も あなたがいたから、あなたたちの存在があったから 別のなにかが生まれ 逡巡する想いを枯れた風が吹き散らしていく ひとつひとつに意味がなくてもいいんだ あなたたち、が大きな意味を持つように それら、は大きな支えとなり 薄くもしっかりと、わたしを包み

          冬と春の境目に

          春という季節が持つどうしようもないくらいの暴力性と愛について

          春はやっぱり春で この日本という国にいる以上 出会いと別れの区切りとしての地位は これからも簡単には揺るがないだろうし そもそもここまでの積み重なった記憶が 刻み込まれたにおいみたいなものが どうしようもないくらいに春を主張してくるんだろうね 波、という表現をぼくらはよく使う くだけまくった表現で言い換えるなら アゲ⤴︎とサゲ⤵︎である あがってるときは 別れというゴールの前の最後の直線かもしれないし 新たな出会いへの胸の躍動感かもしれない さがっているときは 別れ

          春という季節が持つどうしようもないくらいの暴力性と愛について

          そっか、あなたはもう新しい道を歩んでいるんだね その道の先を案ずるのはわたしじゃないから、どうかその日々が少しでもあなたにとってすばらしい瞬間が積み重なりますように

          そっか、あなたはもう新しい道を歩んでいるんだね その道の先を案ずるのはわたしじゃないから、どうかその日々が少しでもあなたにとってすばらしい瞬間が積み重なりますように

          大丈夫、今ここにもわたしはいるし、きっとそこにもわたしはいる。

          大丈夫、今ここにもわたしはいるし、きっとそこにもわたしはいる。

          わかっていても

          呼び出しを告げる音を聞きながら ああ、もう時差はないもんなあ と、近いけど遠いものを感じたり もう少しあなたといたいけれど いろんな世界が僕を引き止めたりする わかっていても、動くときがあるんだ それは新しい世界へ踏み出す第一歩かもしれないし 沼へと落ちていることがわかる二歩目かも知れない どうしようもないのか 変わらないものなのか きっと誰にもわからないけれど 確かにあるし、そこにあった そんなみんなの輪郭を 探ってしまうんだ

          わかっていても

          ありがとう、あの日のわたしたち

          いつぶりだろう ああ、この人になら わたしを見してもいいな わたしを見てもらいたいな そんな感情を抱いたのは . 何度目かの冬を感じながら そういえば、コートを今年は変えなかったな、 なんて時の短さを感じる 2年という月日は 刹那とよぶには長すぎるけど 昨日をすぐそこに感じるような近さがあるんだ そして久々に再会した、わたしたち 奇跡だな、て思うんだよな 目がぎりぎりあけられるまばゆい光のようで どこまでも続く暖かい闇のような そんな日々が、そこにはあっ

          ありがとう、あの日のわたしたち

          溢れ出ないことばだけど、ふたをあけて、乾いてこびりついていることばにも今はあると思うんだ

          溢れ出ないことばだけど、ふたをあけて、乾いてこびりついていることばにも今はあると思うんだ