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7月9日はジェットコースターの日

7月9日はジェットコースターの日らしい。

昭和30年に日本で初めて本格的なジェットコースターが設置されたからだそうだ。


子どもの頃、月に1度は家族で必ず遠出して、遊園地に行っていた気がする。

その遊園地の激しすぎず緩すぎないジェットコースターに乗るのが楽しみだった。

他の乗り物も、ほどほどだったので、わたしにはちょうど良かった。

一日、遊園地を回って、乗りたいものに乗り、お腹が空いたら何かを食べて休憩して…。

ちゃんとした「食事」というものを摂らなくても怒られなかったので、遊園地で何かを食べるのは楽しかった。


それが、ある年突然、その遊園地が楽しくなくなった。

あの感覚は何と表現すればいいのだろうか。

何だか色褪せて見えたのだ。

乗り物にも、ちっともときめかなくなった。

大人になった。というのとは少し違う気がする。

不思議な感覚だった。

でも、その数年後、違った仲間と遊びに行った時には、少し輝きを取り戻して見えた。

という事は、家族で遊びに行く場ではなくなったということだろうか?

そんないろんな想い出がある遊園地は、ずいぶん前に閉園になった。

まぁ、今では、ジェットコースターだけでなく、緩やかな乗り物ですら酔ってしまうので、もう行くことも無かったと思うが、閉園と聞くと寂しい。

もう二度とジェットコースターには乗れないだろうが、もし夢ででも乗れたとしたら、最前列でバンザイして乗ってみたい。

感謝いたします。