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社会不安症の自分

私は20代の頃から対人恐怖症(社会不安症)です。20年ほど治療を続けています。対人恐怖症ですが人と話すことにやりがいを感じ、これまで接客業のキャリアが一番長いです。

37歳で好きな人とのご縁を頂き一緒に人生を歩んでいます。前職で残業が多く人間関係も上手くいかず精神面の体調を崩し退職。今は就労移行支援サービスを利用し就職へ向けて日々気分の浮き沈みがありながらも。日々奮闘中です。この機会に自分の病気ととことん向き合ってみようと思っています。今年3月に退職し只今仕事の喪失感を発散しようとこのnoteを始めてみました。

♦まず社会不安症とは?♦

私の感じている社会不安症とはとにかく人と接すると極度の緊張や恐怖を感じてしまう病気。人前で話す、電話する、食事や字を書くなど様々な場面で動悸や息苦しさ汗がとまらないなどの症状がでます。

私の場合は一番若くて楽しい時期の20代前半に発症して一番酷い時は家族と喋る時でも緊張して目も合わせることができなかった。今は最初の発症から20年ほど経ちますが大分マシになったものの完治はせず…。

自分自身で自覚をしたのは20代前半頃かな?
高校を卒業して事務職で会社へ就職しました。
思えば学生の頃からクラスメイトとコミュニケーションが上手く取れない
自分でしたが、同じ部活をしていた友達は向こうから話しかけてくれて
仲良くしてくれてお蔭様で友達には恵まれたと思っている。

しかし就職後は自分のコミュニケーション力の無さに失望した。

18歳高校卒業しての就職だったが仕事が遅く周りとのコミュニケーションも上手くいかないので3ヶ月で首になりかける。今から思うと上手くいかない原因は家族以外の人と接する時に顔の表情が乏しかったのかなと思う。

職場の人には人見知りの子なんだなとまだ若いのでかわいがってフォローしてもらえて二年は続けることができたが、自分の気持ちをうまく口に出して表現をすることができずに私を好きになってくれた人へも冷たい対応をしてしまった経験もありそれは後悔を自分の中に残すこととなった。

職場の先輩が彼氏を紹介してくれたがとにかく自分に自信がなく
自分で自分を表現することがまったくできなかった。デートで二人で会うとなった当日なんか心臓バクバクで不安うつ発作が酷くデートのワクワク感はまったくもてなかった…。遅刻はしてしまうし会話も続かず結局自然消滅。。そしてますます自分に自信が持てなくなってしまう。この時はまだ自分のことを病気だとは自覚がなかったんだよね、自分てこんなダメな奴って認めたくもなかった。

そんな私も自分を変えたいと思い切って興味のあったアクセサリーやインテリアのお店で働いてみることに!こんな素敵な店で働くことができれば素敵な自分、魅力的な自分に慣れると思い採用はされたのだが、、入社してみるととにかくお客さんとのコミュニケーションが全然うまくいかなかった。。人前で笑顔がまったく作れない!!アイコンタクトが怖い!

そして話している相手の表情から感情を読み取ることができない、これが接客業では致命的なのだがなんで楽しくもないのに笑わないといけないのだろうと思っていた(笑)クビにされなかったのが不思議だな。

今から思うと対人への恐怖心があるのにどうして接客業を選んだのかすごく疑問に感じるのだが憧れの場所で働くと素敵な自分に慣れるという思いと自分を変えたい、成長させたいというような思いがあったからではないかと思う。

こうして文字にしてみるとすっきりしますね。

次回へ続きます。

※上の写真は家の鳥のヒナを見つけました。無事に帰れたかな。



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