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塩田武士「歪んだ波紋」を読みました

ベストセラー「罪の声」に続き、塩田武士さんの「歪んだ波紋」も読了。

短編集だから毎日ちょっとずつ読もう…と本を開いたのが一昨日の夜。あれよあれよと引き込まれ、2日で読み切ってしまった。

地方紙の新聞記者、全国紙の元記者などが、それぞれの人生に起こる出来事から真実に引き寄せられていく物語。
どの人も実在してる?と思うぐらいリアルで、特に旧態依然の会社で社内結婚し、異動させられた末に退社した女性の話がよかった。

時代の必然として新聞からネットへと舞台は進み、炎上した健康系サイトの話なども出てきてますます現実とリンクした。

頭の中のパズルがぴしぱしとはまっていく感覚が心地よい。
ほかの小説も読んでみよー☺️

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