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「鬼」による支配を考える

このnoteは、忙しいワーキングマザーが、どうすれば楽しく・有意義な家族との時間を確保できるかを試行錯誤している様子を記したものです。

今日次女を保育園に迎えに行くと、珍しく私の顔を見るなり泣き始めました。長女とは打って変わって初登園の日から笑顔だった次女。今も保育園が大好きで、いつもお迎えに行くと満面の笑みで飛びついてくるのですが、今日はなんだか様子が違って・・・。

「どうしたの?」と聞いてみると、「鬼が来たの(涙)」と。1週間ほど前も赤鬼が来そうで、恐怖が頭から離れず、お盆休み中も何度も「悪いことしたら鬼さん来るんだよねぇ。」と言っていました。節分でもないのになぜ?と思っていましたが、どうやら子供たちが言うことを聞かないと、先生が鬼に粉して登場しているようです。

最初に聞いたときは「怖くて泣いちゃったの><」と話してくれる次女が可愛くて、笑いながら抱きしめてあげたのですが、節分でもないのに悪いことをするたびに鬼が登場させて恐怖で制圧するのってどうなんだろう?という疑念が湧いてきました・・・。

そういえば昔、「鬼から電話」というアプリを使うことについて、賛否が分かれたことがありました。私も何度か使ってみようかな?と検索していたのですが、長女が4歳の時のこと。保育園の節分イベントで、先生ではなく近所のおじちゃんが結構本気のメイクで白鬼に化けて乗り込んできたらしく、長女は恐怖で泣き叫んだそうです。(写真で見たけどかなり本格的な鬼でした(笑))家に帰ってからもずっと怖い怖いと言っていたのですが、恐怖のストレスからか、ついに嘔吐をしてしまいました。。
その様子を見ていて、親にとっては冗談半分のアプリでも、子供の心には大きく響くのかもなぁと思い、「鬼から電話」は使わないことにしました。

鬼のアプリは使わないと決めたものの、ぐずぐずしてなかなか寝室に行かなかったら「オバケが来るよ」と脅したり、シートベルトを嫌がったら「警察に捕まってママと一緒にいられなくなるよ」と言ってみたり。。あまり良くないと思いながら、脅して言うことを聞かせてしまうことも・・・。それって結局楽に子供を支配する手段なんですよね。

先生も親も人間なので、多少の恐怖政治は仕方ないのかなとは思いつつ、子供がダメなことをした時は時間がかかっても、なるべく正面から向き合ってあげたいなと思いました。

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