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永遠に終わらない子育てはない

このnoteは、忙しいワーキングマザーが、どうすれば楽しく・有意義な家族との時間を確保できるかを試行錯誤している様子を記したものです。

私はもともと、結婚して子供ができたら仕事は辞めて専業主婦になろうと思っていました。専業主婦だった母の背中を見て育ったからというのが一番の理由なのですが、ある日ふと「ママって働きたいなーとか思ったことないの?」と聞いてみると、「ないねぇ、だって子供がかわいくてかわいくて、子育てすっごい楽しかったんだもん!」と。
娘として純粋に嬉しかったし、私も母みたいになりたいと漠然と思っていました。

しかし、たまたま縁あって転職した会社は超ホワイト企業。
有給も育休もとりやすく、育休復帰後も時短、フレックス、再育休取得など制度は完璧。子供を産んで退職するなんて先輩はほぼ見たことなくて、逆に「子供が産まれるので辞めます。」なんて言える雰囲気ではなく、流れるままに産休に入りました。
育休中に復帰に向けて人事部が用意してくれた研修を受けたのですが、その中にハッとさせられる言葉がありました。

「今は子供が小さく子育てで精一杯で、こんな日が永遠に続くように感じているかもしれません。でも子供は確実に成長し、少しずつ手が離れるのです。その時に、自分のキャリアってどうするんだっけ?と考えても遅い。そうなる日を見据えながらキャリア形成していく必要があるのです。」

大変なこともあるけど仕事は好きだし、続けていけるだけの環境に恵まれている。だったら夫や保育園、父母の力を借りながら続けていってみようと決意することができました。そして同時に、そこまでして仕事をするからには楽しくやりたいし、誰かの役に立てるような仕事をしてきたいと思うようにもなりました。

昔は深夜まで働くこともしばしばでしたが、今はほぼ残業ゼロ、限られた時間の中で最大のパフォーマンスを出せるように努力しています。今の私にとって、全身で母親を求めてくれる子供たちとの時間、そして一番の理解者である夫との時間が全ての源だからです。ライフステージの変化に伴って、仕事へのスタンスや価値観もどんどん変わっていきます。これからもその変化を柔軟に捉えながら、自分のキャリアを形成していけたらいいなと思っています。

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