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この人についていこう

海人(夫)に対する気持ちに少しずつ変化があるような気がして、少し残しておこうと思う。2個年下で、今までどちらかというと私が引っ張っていっている関係性でいる割合が、比較的多いように感じていた。フリーで仕事をし始めたのも私が先だったり、一緒に仕事をし始めてからも、すごくコミュニケーションが得意なわけではない海人の代わりに私が人との橋渡しをするという感覚が2人ともにあったり。私が先を進んで、そこを確実に後ろで固めてくれる海人、というスタンスがなんとなく2人の中にずっとあったように感じる。

それが最近少しずつ変わってきているような気がする。(私だけかな)今までの私だったら誰かの背中についていく、誰かの作った道をいくということがそんなに好きじゃなかった(というか自分で作りたかった)のだけれども、今の私は少しずつ違ってきている。自分の信頼する誰かが作った道であれば喜んで歩きたいし、むしろその人の力になりたいと思えるようになった。そしてそれは海人に対しても同じで、ある意味海人が作るであろう道を信用できていなかったのかもしれないし、応援できていなかったのかもしれない。

でも今ふと感じるのは、「この人の感覚は間違いない」っていうこと。この人が美しいと思うものは間違いなく私も美しいと思うものだし、違うな、違和感だなって思うことは、同じく私も感じている。ものすごく口下手で、人にそれを伝える力はない人だけれど、そこに間違いなくある感覚は、なんだか世の中をとても的確に捉えていて(的確にというのは、常識に振り回されず人の意見に左右されず、自分の感覚のみを信じて、かつ客観的に捉えているということ)、心から彼のその感覚を応援したい気持ちを持つようになったし、例えそれで失敗してもその失敗でさえ必然だったようにさえ感じさせる。それが今、私が海人に感じること。そしてきっとこれからも強くなる気持ち。

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