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魚介のうまみをギュッとさせたやつ|ヒトサラ社員のリアルめし

「ヒトサラ」の社員による、グルメレポート。
曜日ごとの担当が、定期的にグルメサイトの社員が日々食べる「リアルめし」を綴ります。

はじめまして、
金曜日担当のヒトサラwebデザイナーの志津(シヅ)でございます。

私は頂いたこのテーマがとても気に入ってます。

「リアルめし」

何も飾らない、ありのままの飯。

とっておきのフレンチのスペシャリテでもなく、
謎の花びらが添えられた映えサラダでもなく、
雲丹とイクラの炊き込みご飯でもない。

グルメサイトを作っている以上、
コンテンツはそんな感じのお料理ばかりフィーチャーされ、
クリエイティブのキービジュアルもそれになるわけです。
特にヒトサラは一応グルメなアッパー層をターゲットにしているサービスなので、より一層そんな感じです。

「そんな高いの食べるなら服買うっての」
「いや花びらてwww」
「1時間並ぶの無理」

そんなことを私は少し思うのです。

写真も同じです。
美しい女性や夕日撮ればそりゃいい写真になるわ。
そこらへんの草とかマンホールとかを面白く撮るスナップの方が好きなんです。

なので私は、
このnoteがフィジビリも兼ねてるからこそ、
本当に本当に好きなメシについて、
ありのままにお話しさせていただきたいと思います。

金曜という大役を担っているにも関わらず、
もしかしたら何の得にもならない内容かもしれませんが、
どうぞよろしくお願い致します。

長い前置きですみません。
ようやく本題の料理をご紹介します。

タパス風スパゲティ


多分これ郡司さん(ヒトサラ編集者)に怒られるんだろうな。

「いやー志津さんチェーン店って...」

でもすみません、私はリアルに好きなんですここのシーフードパスタ。

そもそも私はブイヤベースとか、貝類の出汁とか、海老のビスクとかマジで大好きなんです。
刺身とかではなく煮込まれた魚介のエキス(以下、海汁)が最高なんです。

なんなら最近評判のラーメン屋もハマグリとか貝類の出汁よく使うし、海老はもうコンビニでも扱ってくる定番ぶり。
多分みんな好きな味覚だと思うんですがねー。

たしかに、
今まで食べた中で最も強力な海汁は四谷三丁目のビストロ「ドゥエリーニュ」のスープドポワゾンなんですが、
なにせ予算8000円くらいだし、予約も取りにくい。
しかもカウンターしかない。

やはり私のリアルめしはタパス&タパスの「タパス風スパゲティ」。

週一でランチ食べに行ってる日常感。

結構ですね、意外とその海汁が強いんですよ。
アサリと海老かなー、そこらへんの旨味がガンガン来るんですよ。
しかもオイリーなので、旨味がパスタに絡みつくわけですね。
そしてタパタパは容赦なく塩っぱいところもポイントです。


特に好きなのがこの状態(閲覧注意)


これぞリアルめし。

(きったねw)

バラバラになったアサリの破片、
底に残った大量のニンニクとオリーブオイル、
ベチャベチャの海苔、
ヘナヘナの三つ葉、
めっちゃ濃い海汁。

お皿の上の全てがダメになった時に生まれる一体感。

この魅力がお分り頂けると大変嬉しく思います。


タパタパは関東に20店舗くらいあるみたいなので、
近くにあったらガッツリ行って頂きたいです。

タパス&タパス目黒店

※注意事項

メニューをしっかり見ると、渡り蟹のクリームパスタや、カルボナーラとか、魅力的なメニューがいっぱいあって、実際それらも美味しいんですが、その衝動的な浮気にやられると、「うわータパス風スパゲティにしときゃよかった」っていう後悔を感じてしまうので、タパス風スパゲティを食べに行くのなら、強い気持ちを持ってタパス風スパゲティをご注文ください。

とはいえ「うわータパス風スパゲティにしときゃよかった」っていう後悔の念は、もはやタパス風スパゲティを味わっていることとイコールだと思うんですね。他のメニューを食べることで、比較検討することができ、別の視点でタパス風スパゲティの美味しさを相対的に理解する。そしてまたタパス風スパゲティを食べたくなる。逆にグルメな行為だと思います。なので、たまには浮気しても大丈夫です。


ヒトサラwebデザイナー志津望

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