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ば!こぎゃんよかとこあるったい!?(え!こんなにいいとこあるの!?)

前回のヒトサラ社員に聞く、帰郷メシ・地元メシにて、
地元愛爆発寸前というところでだーやに引き止められてしまったもっこす井野くん。
今回は彼の地元愛を存分に爆発させて頂くべく、前回の冒頭コメントからノーカットでお届けします!!
それでは…どうぞ!


今回のテーマ「帰郷メシ・地元メシ」を聞いて、このもっこす井野がだまっている訳がない。
8年も前に上京した僕ですが、年に数回は地元へ帰り家族や友人と過ごし、毎度必ずと言っていいほど、訪問するお店があります。今回はそんな"もっこす井野"セレクションの、
【熊本へ行ったら必ず行け!火の国熊本!ば!こぎゃんとこあるったい!?2022年】
をお送りします。

熊本のすべてがここに。父から受け継がれた郷土料理店【寿司・おでん 瓢六(ひょうろく)】

僕は小さいころから、このお店を知っていました。
父が基本人を連れていくときは必ずこの【瓢六】で、夜中によくお土産を買って帰って来てくれたからです。
お土産の中身は「トロ鉄火巻き」。綺麗な桜色をしたトロのたたきは、当時小学生だった僕にとって、とても眩く美しく、美味しかった事を覚えています。
父と初めてサシで飲んだのも、このお店でした。
そんな思い出深いこのお店ですが、実は今年の3月に営業が終了し姉妹店の【天草瓢六】へ統合しました。恐らく僕が紹介するメニューもあると思いますが、気になる方は是非お電話してみてください。

そして、このお店で必ず食べて欲しいのが、馬レバ刺しと鮮魚、おでんです。

馬レバ刺しは、全く臭みのないサクプリ食感で、添えられたオニオンスライスと一緒にごま油、お塩でいただきます。
じんわりと甘く、ぷつんぷつんと歯切れのよい食感は、酒を一気に進めてくれる最高のアテです。

サクぷりな馬レバ刺し

そして、熊本といえば有明海が広がる天草の海の幸。
正直何を食べても旨いのですが、特に熊本名産の車海老や、貝類はめちゃくちゃ美味しいです。
握りでも御造りでも食べれますが、まず間違いなくその旨さにため息が出ます。冒頭に挙げた「トロ鉄火巻き」も食べれますよ。

熊本名産の新鮮な貝たち
車海老と雲丹と、思い出のトロ鉄火巻き

そしてそして、お店を見渡すと地元民がみんな頼んでいるのが、おでんです。
正直おでんなんてって思うかもしれませんが、ここのおでんは、一味違います。何が違うかというと、ここでしか味わえない味なのです。
おでんの味の違いは、濃いとか薄いとか、魚粉を掛けるとか、出汁が違うとか。色々ありますが、ここは"作り方"が違います。
おでん鍋がお店のカウンターに設置されているのですが、その鍋目掛け、名物女将がドバドバと調味料を入れていきます。しかもその下のお客さんに飛び散るのを構いもせず。
正直分量もクソもありません。醤油や日本酒やらを、自分のタイミングで突っ込みます。しかし、決して勘などではありません。

僕はその女将のおでんが死ぬほど好きなのです。

こんにゃくや卵、すじ、色々ありますが、どれも味がしみしみで、昆布ベースに九州醤油の甘さが溶けた出汁はいつまでも飲めます。
本当に旨かったです、、、。また食べたいです。

女将の絶品おでん

人生のラーメン文明開化はココ。地元で愛され続ける久留米ラーメン【丸幸ラーメンセンター】

皆さんラーメンに一番大事なものって何でしょうか?

そう。スープです。

スープが旨ければ間違いなくそのラーメンは旨いのです。

僕がオススメするココ【丸幸ラーメンセンター】は、佐賀と福岡の県境に位置する基山という場所にあります。
僕は熊本時代、ラーメンが好きで市内の主要ラーメン店はほとんど行ってました。でもどのお店もスープを完飲するほど、無我夢中にはなりませんでした。
ですがここのラーメンは、気づいた時にはスープが無いのです!不思議なくらいに。
でもその謎は、高火力×短時間で炊き上げるスープにあります。
特に豚骨などの動物性スープは通常時間を掛ければかけるほど、ドロッと重たいスープになります。
ですが、ここのスープは短時間の高火力で一気に炊き上げる為、飲み口が軽くサラリとしています。イメージ的には牛乳くらいの粘性で、もたつきません。
にもかかわらず、豚骨の旨味・風味はしっかりと出ていて、飽きないスープです。
勿論それに合せた自家製の細麺や薄切りにチャーシューもベストなバランスで、完成された一杯となってます。
ちなみに、もっこす井野は、ここへ行くといつも「ラーメン、替え玉、焼き飯、餃子」のフルコンボを素知らぬ顔で平らげます。
またこちらの丸幸ラーメンは全国宅配もしており、手軽にその味を確かめる事が出来るので、気になる方はチェックしてみてください。

親友が出す至高の一杯。熊本でスペシャリティコーヒーを楽しむなら【coffee.】

最後は、食後の〆にもピッタリなコーヒーの紹介です。
実はもっこす井野、親友と呼べる友達がそんなに多くありません...。そんな数少ない親友の中でも、帰省最終日に必ず行くのがこの【coffee.】です。
【coffee.】は県内でも有数のスペシャリティコーヒーが頂けるお店で、カウンターに立つのは僕の親友K氏です。
K氏は元々中学の同級生で、僕のわがままで高校も同じところに通ってくれたほど、ただただいいやつです。彼は、大学時代からスペシャリティコーヒーの魅力に憑りつかれ、今では自家焙煎は勿論の事、生豆の買い付けから、東京の焙煎大会へ参加するなど、爽やかイケメン顔からは想像できない程、努力と情熱に満ちた男です。
そんな彼はいつお店に行っても至高のコーヒーを出してくれます。僕はここのコーヒーで浅煎りのコーヒーが好きになりました。
常時5~6種の世界の豆が並び、深煎りから浅煎りまで取り揃えてあります。

冬場はよくホットを頼み、アーケード街から一本内に入った静かな路地のベンチで飲みながら
「あ~もうそろそろ帰んないとな~、やだな~」
とビルに挟まれた空を見てぼ~っとしています。ただその時間こそ至高で、何物にも代え難い贅沢です。
皆さんも熊本へ行ったら是非訪れてみてください。可愛いケーキやコーヒー以外の飲み物もありますよ。

以上、いかがでしたでしょうか。
半ば勢いで書き殴った駄文になってしまいましたが、もっこす井野がオススメするお店の魅力が少しでも伝わっていれば幸いです。
熊本は、自然はもちろん水や食材も豊かで、そこに住まう人たちも温かいです。
僕は今東京でお仕事をしていますが、また帰省するのを楽しみに終わりたいと思います。
では最後に一言、

熊本はたいがよかとこばい。


【今回紹介したお店】

・天草瓢六
https://ama-kusa.com/
・丸幸ラーメンセンター
https://www.marukoura-men.com/
・coffee.
https://www.instagram.com/coffee_dot/

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