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仕事山のきこりの話。

こんばんは!

最初は単純なできない、わからない、が膨らみすぎて今何をすればいいかわからなくなるときないですか?

そうなっちゃうとすぐにやればいい簡単なタスクでさえもとりあえず仕事の山の頂上に置いて、重なっていく地層をため息で固めていきます。

「これは後で。いま手が回らないから。」

そういうときに限って、「後で」というのは来ないもんです。
覚えているならまだいいほうで、そんなタスクが来たことすら、その相談をしに来た同僚の存在すら記憶の彼方の奥深くにしまわれてしまうことも多々。
そうなったらもうなかったも同然です。

これで
何で形成されているのかわからないが目の前に立ちはだかる仕事山の完成です。

「だってこの問題の目処が立たないと次に進まないんだって。」

そうやって目の前の仕事山から目を背け、何が問題かもわかってない頭を一生懸命使ってその場の足踏みをします。


なんの話だよって感じですが、
パンク寸前のお花畑化した頭の中にあるイメージを言葉にしてみました。


そんなときは『木こりと斧の話』を思い出します。

以下、ゆるゆる記憶の内容です。

木こりのおじさんが長年愛用の斧で毎日毎日薪割りをしていました。

それが彼の仕事です。
ある日、薪割が思うように進まず、次の日に持ち越しになってしまいました。

次の日の朝、昨日の分と今日の分を合わせて薪を割らなければいけません。

はりきった木こりは、朝早くに起きて、休憩も取らず、夜遅くまで薪割りをしました。

頑張ったおかげで終わりましたが外はもう真っ暗になっていました。
老いを感じた木こりでしたが、
「わしはまだまだやれる。」
と次の日もその次の日も朝から晩まで休憩無しで働き続けました。

しかし日を追うごとに少しづつ溜まっていく薪を周りの人達は心配そうに見ていました。

そして口々に同じことを木こりにいうのです。

「「「斧を研いだらいいのに。」」」

実は長年使い込み、
木こりの手に馴染んだ斧の刃はこぼれ、
ボロボロになっていたのです。

思うように薪割りができないのは老いのせいではありませんでした。

木こりは最初は耳を傾けませんでしたが、皆に言われてはどうもそうらしいとわかってきました。

しかし、一向に刃を研ぐ様子はありません。

今日もまた一人の男が木こりに近づき言います。

「斧の刃がぼろぼろだよ。それじゃあいくらやっても薪は減らないよ。」

すると木こりは

「それはもうわかっている。しかし私はいそがしい。朝から晩まで薪を割り続けにゃならん。刃を研いでる時間なんてないんだ。」

木こりの言葉を聞いた男はさらに続けます。

「研ぐ時間なんてあっという間じゃないか。少し薪を割る手を止めて研ぐべきだ。」

それでも木こりは従いません。

「言っただろう?朝から晩まで割り続けないといけないんだ。そうしている間に薪が溜まっていくじゃないか。」

とうとう男は木こりの元を離れてしまいました。

とさ?

この話がどうなったかわかんないんだけど、

目の前のことでいっぱいいっぱいになっちゃうと盲目になってしまうよって話でした。
そして周りの人のほうが意外と自分の問題に気付いてくれてるかもしれない。

そんなお話でした。

盲目こわい。まわりに意見を求めてみよっと。

以上!

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