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人生初レース!!ハーフマラソン完走!覚え書き。

朝ラン趣味歴25年(といってもインターバルはいっぱいある)の私が、初めてハーフマラソンに出てみました!
思いの外、学びが多かったので、記録しておこう!!!と思いました。


【試したこと】

本番1週間前からチャットGPTにいろいろ質問した。準備や心構え、自分の状況に応じたトレーニング方法や調整の仕方、初めての場合の準備、栄養補給方法など・・・
自分の今の状況を入力して質問したことで、パーソナルトレーナーみたいに心強かった!!

【準備したもの】

●当日の移動手段と一番楽で負担をかけないルートの検索。今回は赤羽だったので、本当は新宿まわりが安かったが、体の負担を考えて、東海道本線高崎線直通の赤羽まで行った。普通運賃だけで約倍の値段し、さらにグリーン券800円プラス。かなり交通費をかけてしまったが、これがとても良かった!!リラックスして、楽に赤羽まで行けた。
●服装。手荷物預かりがビニール袋一枚分だったので、なるべく身軽に行った。ウィンドブレーカージャージの上下の下に、ネックウォーマー、レース用の服の一部(薄手のハイネックTシャツ:ヒートテックは避けた。・ランニング用レギンス、スポーツブラ)を身につけ、セーターと厚手の靴下で防寒対策をし、ランニングシューズを履いて行った。
●着替え。緑のリュックに、レース用の服(Tシャツ、ジョガーパンツ、ランニング用ソックス、帽子)、ラン後の着替え(楽ちんブラ、パンツ、ヒートテックハイネックシャツ、薄手のセーター、ヒートテックレギンス)。パンツはいらなかった。(そこまで着替えてる人はいなかった)

【トレーニングの調整と直前1週間の過ごし方】

冬休み前は、11月からの体調不良と気虚のため、朝ランする回数がとても減ってしまっていて、トレーニングできていなかった。なので、冬休みに入ってから1週間、毎朝7キロランを実行。大晦日雨が降ったということもあり、1日休んで、元旦の午前中に、一人ハーフマラソンを決行した!! 17キロから急激に体が重くなり、クラクラし、失速。何度も歩いては走るを繰り返し、なんとか21キロ。パパ(医療関係)にエネルギー切れだよ、と言われ、初めて食事を意識して調べ始めた。
2日からの本番前の1週間は、チャットGPTさんの指示に従い、「練習の距離を縮めて、ペースを落とす。週に1〜2回の軽いジョグ」を実行。実際は、3日に7キロ、6日(前日)に5キロ。前日の調整についても質問し、「実際のペースの50〜70%程度のペースで約30分ほど走ると筋肉を活性化させ、足のコンディションを整えることができる」というので、その通りにした。
さらに、「前日は行動するのは午前中までにし、午後からは休息に当てる」を守り、午後からはのんびり過ごした。夜は一人で寝かせてもらい、20:00には寝た。(5:00起床なので、8〜9時間睡眠確保した)

【本番前日と当日の栄養・水分補給】

●本番前日の食事は、昼はきなこもちとおかず、豚汁。夜は、親子丼と豚汁うどん。また、ちょこちょこ間食で食べてカロリー摂取した。間食はバナナやエナジージェル、お菓子、アクエリアスで水分補給。餅は腹持ちがよく、レース前にオススメとあった(ネット記事)が、午後胃もたれしてお腹が痛くなったので、お餅は自分には合わないと思い、うどんにした。いろいろネットで調べてわかったことは、
・前日はカーボローディングといって意図的にカロリーを摂取し、レース時のエネルギー消費に備えるということ。
・炭水化物中心のバランスのとれた食事をすること。お餅とご飯、親子丼とうどん、など。
・しかしいきなりやるとお腹の調子を崩してしまうので、1週間くらいかけて炭水化物を多めにしていくと良いらしい。これはできなかった。気づくのが遅れた!
・前日は消化の良いものを心がけてとり、生物(刺身や生卵)や揚げ物(唐揚げや天ぷら)は避ける。水分補給はノンカフェインの麦茶やスポーツドリンク、エナジージェルにする。カフェイン入りの飲み物やビール・酒は利尿作用があるため、脱水症状を起こしやすい。水分補給は数日前から意識的に行う。
●当日の食事は、出走(スタート)の3時間前までに朝食をとる。炭水化物多め、消化に良いもの。実際は、6:00(4時間前)に納豆キムチご飯と豚汁うどんを食べた。そして1時間前にエナジージェルやバナナなどの栄養補給を行う。ということだったので、それに近い・・・と行っても2時間前の8:00に電車の中でバナナとエナジージェルを食べた。普段は食べない朝ごはんなので、あまり食は進まなかったが、食べた。そして、あまり食べ過ぎても体が重くなるのかな?という心配もよぎったので無理しなかった。また、走りながら、朝食べたものを思い出し、がんばった!結果・・・、元旦にエネルギー切れを起こした17キロは悠々と突破!・・・しかし!!20キロでいきなりエネルギー切れと思われる症状に。あれだけ食べても21キロ持たないのか!と愕然とした!!!友人にそのことを話したら、補食をポーチに持っていくことが重要だと教えてもらった!

【ハーフマラソンの実際の経過】

①スタート前〜15キロ付近

会場は思っていたよりもお祭り感がすごくって、ワクワクドキドキした。猫ひろしさんやいろんな招待ランナーですごい人たちが来ているみたいだった。ハリー杉山さんが来ていて、応援してくれた。

スタートは最後の黄色で、トイレから向かったら、もうすでに長い行列のように、スタートから並んでいた。後ろの方だったと思う。スタートの合図10:00がなってから、スタートを超えられたのはその3分後だった様子。
お祭りみたいに、イエーイって、みんなスタートしてた。

さて、レース。
友人が15キロくらいまで一緒に走ってくれた?!という感じで、すごく私を気にして走ってくれた。ガイドランナーみたいに。スマホをしょっちゅう取り出して、一緒に並んで撮ったり、私の写真を撮ってくれたりした。「初ハーフだから!」となんども言っていて、初レースがランナーにとって、記念すべきものなんだなあということがわかった。嬉しいこと!

折り返しまでは、何度か友人が先に出て行き、お、もうついていけないかな、ここから別行動かな?と思ったのだけれど、私もなんとなくそれについて行ってみたら、結局15キロくらいまで一緒に走れた。初レースの私のペースメイカー的存在になっていた。
周りは人がわんさか走っていて、その人たちが壁になり、進めないこともしばしば・・・というわけで、初めはウォーミングアップ的に走っていたのが(キロ6分40秒くらい)、その後すこしペースを上げてから(キロ6分20秒くらい)は、どんどん他のランナーたちを追い抜いていくこととなった・・・!

友人はそういうのにも慣れており、「みんなどんどん失速していくから」という風に言っていて、まさにその言葉通り、ぐんぐん抜いて行った。なるほど、と私もそれに習い、追い抜いて走った。もしもさらに友人がスピードを上げたら、ついていけないだろうと思っていたが、割とペースが私のペースと近かったようで、ついていくことができた。これは、初めてのレースの私にとっては、とても心強いものとなった。

折り返し地点には、まだ余裕のある状態でいくことができていた。今考えると、この辺りでエナジージェルミニパック等で補食すると、良かったのかもしれない??
折り返しでも友人が写真を撮ってくれた(笑)

その後も、前を走る人たちをぐんぐん追い抜きながら走り続けた。
徐々に体力もきつくなってくるが、同じようなペースで走ることはできたので、
「これは、走れるうちは距離を稼いだほうがいいかもしれない」、という考えがよぎり、
そのまま走り続けた。おそらくこのあたり、キロ6分10秒くらいのペース。
15キロくらいの給水ポイントで最後の言葉を交わし、その後も一緒に走っていたら、友人が止まってレギンスを捲り上げていた。
今考えたら、またここも、いい補食ポイントだったかもしれないと思う。まだ気力が残っていた。

②15キロ〜20キロ〜ゴール!!

そこから、一人になったかと思う。
体力的にも結構つかれてきていたので、意図的に減速すると、もうダメになりそうな気がして、そのまま同じペースで行けるところまで行こう、と、走り続けた。やはり前の人をぐんぐん抜いて行った。
しんどしんどくなってきた・・・と思えば、朝食べた「納豆ご飯、うどん、バナナ、エナジージェル・・・」と思い浮かべて、「食べたんだから大丈夫だ!!」とイメージして走った(笑)
そこから根性で走り続け・・・19キロ、20キロ・・・・
この辺りで、がくん、と、突然体がきつくなり、失速し、とうとう歩いてしまった。
歩くと、体が痺れ、フラフラし、意識も遠のきそうになっていることがわかる。
沿道から、「もう少しだ、頑張れ!」と声を変えられるが、「無理じゃ・・・・」という感じで弱々しく笑いかえすことしかできない。
しばらくフラフラ歩いていると、これまでぐんぐん抜いてきていたのが、逆にすごい勢いで抜かれていく。
しばらく歩き、意識が正常に戻ってきて、ふらつきが収まったところで、また走り始めた。
とにかく、ゴールまで、あとは走り通したい。歩きたくない。という思いのみ。
ゆっくり、しかし一歩一歩、前に歩を進めた!
そしてゴールがもう直ぐ・・・!というところで、両足のふくらはぎと足の指のあたりに「ピキ!!」とつりが。「うぐおあ====!!!つる!!」と思いながら、なんとかかばいつつゆっくりゆっくり、走る。そしてそのまま、ゴーーーーーーーール!!!!
ゴール地点をすこし過ぎたあたりで、応援に来てくれた友人がお出迎え。
おお!!とハイタッチしてちょっとおしゃべりしていたら、友人もゴーーーーーーール!!!
みんなで無事合流したのだった。

③ゴール後

ゴール後は、どんどん体が冷えていき、もらったポカリを飲んではお腹が痛くなり、足はつりそうだし、体はガタガタだし・・・・というわけで、変な歩き方でなんとか歩いて荷物預かり所まで。
その後、テントで着替えをしていたら、すこしずつ回復してきた。もらったランチパックをぱくつくと、体に力が戻ってきた感じがした。
20キロ地点からのことを友人に話すと、やはりそれはエネルギー切れだと教えてもらった。
そして、補食をポーチに持っておくといいということを教えてもらった。
なるほどなあ〜〜〜〜〜!!
やっぱり、体は、正直だなあ。大事にしなくてはなあ、と思った。
今まで、朝ランで何も食べずに10キロとか走っていたけど、その後は今考えれば疲れていただろう。
走ったあとは、すこしでも口に入れたほうがいいな、と思った。今まで、自分の身体をいじめていたんだなあと実感・・・・。
う〜む、勉強になったなあ。

応援に来ていた友人が、来年が出たい!というので、またこのハーフマラソンに出ようということにもなった。
それを見据えて、これからは、給水や栄養補給、休息、トレーニング調整など、考えて1年過ごしてみようと思った!!!

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