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とあるラボテクニシャンの1日 221006

プロフィール

医療系ベンチャーに部長として復帰するも、実際は肩書きだけのほぼプレイヤー(ラボテクニシャン : 実験をする人)。アカデミアの共同研究員でもあるため、ラボに毎日(平日)通うエッセンシャルワーカー。

あづきおねえさんが、ゆういちろうおにいさんから入浴剤をもらったという話に、朝から動揺を隠せない。

9:00 - 09:30

出勤。朝ミーティング。昨日届く予定だった検体が今日こそ届く、以外は特に大きなイベントなし。

09:30 - 11:30

昨日、かけっぱなしで帰った検体のデータ解析が完了していたので回収。さらに解析をして、結果を依頼元に返却。
やったことだけ書くと2~3行なのに、2時間もかかるんだな〜コレが。

11:30 - 12:30

別件で依頼されているデータ入力の資料を確認していると、昨日届くと勘違いされていた検体が届く。
受付し振り分けして、時間のかかる細胞分離は午後にまわす。ここまでは今日も平和だ (昨日も書きましたが、ここでいう平和は "忙しくない" という意味です)。

お昼を食べに食堂に向かう。すれ違った人たちが、『はじめましてにちかいですよね〜』と挨拶を交わしていた。

はじめましてにちかいってどういうこと??

12:30 - 13:30

お昼。学食でラーメンを食べる。ほぼ麺類しか頼まない。世界で一番『ネギ類』がキライなのだが、ほぼと言っていいほど学食の麺類にはネギが乗っかってくる。
それを毎回『ネギは要らないです』とおばちゃんたちに伝えていくのが、わたしのおしごと。

13:30 - 16:30

午前に届いてた検体処理の続きをしようと研究室行ったら、検体がめっちゃ届いていた。本当に、たくさん、届いていた。

企業ラボだと依頼書があるため、検体が突然来ることはない (検体が事前に届くことがわかる) が、アカデミアのラボでは検体が突然届くことはめずらしくない。そして、私はアカデミアラボの共同研究員でもあるので、これらを片さなくてはならない義務がある。

細胞分離、凍結していた細胞の回収、DNA抽出... 
全部片付けて退勤前30分。書くと2行だけなのに、3時間もかかった。

みなさん、コレが研究というものですよ。

16:30 - 17:00

ここまでくればウイニングラン。
全然デスクにいなかったので、メールや slack やらを確認しながら、後輩から資料作成にあたって相談を受ける。
話の途中にチラッとパソコン右下の時間を見てしまった (無意識) ことを後輩が見逃さず『お時間大丈夫ですか?』と聞いてくれた。
たしかにこの後用事があるのだが、せっかく話しかけてくれたのに申し訳ない、先輩失格だー、、
聞いてくれたことにコメントして、定時退勤。

アフター5

実験をおこなうにあたり、指先の爪の強度はとても重要なので、"爪強化" という名目で3週間に1回ほどネイルに行っている。今日がその日。秋ネイルにしてもらった。カワイイ。

明日も頑張るか〜

ありがとうございます!🐥 にわとり部長に成長するまで見守ってください!🐓🥚