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本が読めないのに本を買う人がおすすめする本

私は、活字が苦手だ
本を読めないのに本を買う人
それは、私です

本に興味がないわけでないが
いざ、読もうと思っても
あの活字の山に心が萎えてしまう

〝読書のススメ〟
人生においていろいろな場面で
読書を推奨される事は多々あります
息子さんの学校でも音読の宿題が毎日出て
夏休みや、冬休みなど長期休暇には
読書カード(読んだ本のタイトルを書く)や
読書感想文などの読書関連の宿題がでている

更に、本屋に行くと
(本は読めないけど本屋さんは好き)
ビジネス書や大人向けの本も膨大にある
全ての年代に於いて本を読む事は
良い事だとされているように思う

私が、本を読めない理由にはいくつかある

1、縦書きが横書きよりも読み辛い

2、改行が文字数で決まっているので
  単語の途中で改行があったりするのが
  気持ち悪いし、生理的に受け入れられない

3、活字が大量に果てしなくあると
  ウゲーってなるw

4、飽きる

と言ったもの

と言う事で、漫画以外で
最初から最後までちゃんと読める事は
ほとんどない(←酷い)

活字が読める時は
自分の興味がある事・知りたい事
という原動力がある時と
仕事上で理解したい知識がある時

なのに、つい本を買ってしまう

つい最近、面白そうだから買った
『失敗図鑑』

ふと開いたページに
つい最近記事に書いた与謝野晶子が
紹介されていた偶然に自分でもビックリ
タイトルは『正直すぎて炎上した』
『君死にたもうことなかれ』を発表し
日本中から責められ、犯罪者扱いされたと
それに対し、晶子は
『戦争で死ねと言うこと。
 それが教育だからと、
 当たり前のように言うこと
 そのような考えの方が、よっぽど危険です』
と言い返し
『わたしは、まことの心を
 まことの言葉で表すことしか
 歌の作り方を知りません』と
自分が歌を作るときの心構えを語ったらしい

この本では

正直な心を美しい言葉で表したとき、
その言葉は人の心にささります。
反対に、うその心を
どんなに美しい言葉で表しても、
人の心にはとどきません。(略)
しかし、人の心にささる言葉は、ときに、
ささった人をこまらせることがあります。
それは、その人が自分の心に
うそをついているとき。

『失敗図鑑』大野正人

として、この過激とも言える
『君死にたもうことなかれ』を発表し
その反論をきちんとして
さらに、自分の歌を作るときの
心構えをハッキリしたことで
歌人としての地位を高める事に成功した
としていました。
実に面白いですね。

『失敗図鑑』には『ナイーブ過ぎた』として
最近、気になっていたノーベルも載ってました
こういう偶然は非常に面白いと思います

ノーベルについての章には
次のように書かれていました

生きていれば、自分のことを
良く言う人もいますし、
悪く言う人もいます。
有名になり、多くの人に注目されるように
なれば、なおさらです。
まわりの意見など気にせず、
平気でいられる人を
「図太い人」と言いますが、
しあわせを感じながら生きていくためには、
だれでも多少の図太さは必要です。

少し前に、成田悠輔さんが
バンタン卒業式に寄せたスピーチを聴いて
思い出した有名なスティーブ・ジョブスの
スタンフォードの卒業式に寄せたスピーチ
「stay hungry, stay foolish」を
想起させられた
(この辺が、私のマインドマップ的なとこw)
それとなんとなく通じるところがある(私見)

もちろん、この本には
スティーブン・ジョブスも載っている

この本が面白いなぁと思ったのは
スティーブ・ジョブスを特別な人間と捉え
『ジョブスの失敗から
 学べることは少ないかも』
としているところだと思う

スティーブ・ジョブズは、
ADHDとアスペルガー症候群という
2つの発達障害を持ってたと言われているので
人からどう思われようと
自分の言いたいことを言ったり
自分の発言で相手が
どう思うかなんて考えない所は
その特性故といえないこともない

では、この本でジョブスから学ぶことができる
唯一のことはなんだと思います?

正解は

居場所を失った時に
失った居場所をいつまでも見つめたりせず
新しい居場所を作るようにしましょう

ということでした

『失敗図鑑』は全ての漢字にルビがあるので
子ども向けなのかなとも思いますが
数ページで読み切りになっているので
本が読めない私にも優しい
(とはいえ、全部を読めるかは謎w)

与謝野晶子について書いたnote


ノーベル、ドローン、アイアンマンについて触れているnote


速読とまではいかなくても
読書ができる人間だったら
もっと頭が良くなれたのになぁと
つくづく思うが、、、、
読めないものは仕方ない

今日も読めない本は
我が家で平積みになり増殖している