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【子育て】『教頭はやめとけ』と息子さんに言われた話

何かのきっかけで
『じゃあ、ママが教頭先生にきいて
 あげようか?』と言ったら

息子さんに
『ガチで教頭はやめとけ』と嗜められた

息子さんの件と言うか
息子さんと友達の件で
教頭に電話で物申した日の翌日
教頭先生が学校を休んだかららしい…

母は何も悪いことしてない
ただの偶然だと思うのだが

もちろん怒号浴びせたわけてもないし
罵詈雑言を吐いたわけでもない
ただただ、教頭のとった行動が
教育者として、いや、
大人としていかがなものか?と思ったので

何を思ってそのような行動をとったのか?
をお尋ねしたたけなのだが…
(多少、心理的プレッシャをかける言い方を
 意識して正論をお伝えしたかも知れないが…) 

傍で聞いていた息子さんは
教頭との電話をおえた母に
『ママ、怖っ』と吐き捨てた

ことの発端は息子さんとの会話で
学童保育で起きた暴力行為(ケンカ)
息子さんが手を出して
さらに、その様子を見ていた
息子さんの親友Rくんも手を出したと

それについて、息子さんとRくんが
教頭先生に呼び出された時に
息子さん達が手を出してしまった事を咎め
教頭先生が『警察に電話する』と言って
Rくんが刑務所に行きたくないと
泣いちゃったんだと言う話を聞いたからだった

それを聞いて私はびっくりした
確かに手を出すことはいけないことだが
まだ小2なので、自分の考えや感情を
うまく言葉で表現できずに
衝動的に手がでてしまうこともある年齢だし

何より一般常識や想像力が備わっていない
子どもに『警察に捕まる』という恐怖を
与える指導の仕方はいかがなものかと

大人なら、そんな事を言われても
即刑務所に入れられることは無いと
容易に思えるし法律についても
多少の知識があったりするが

Rくんの場合
実際に刑務所に入れられるのが嫌で
お母さんと離れ離れになったり
好きなゲームができなくなるのが嫌で
泣いたと言うのだ
(息子さん談)

とりあえず学校にその一連について
事実関係を聞いたら
芋づる式にあり得ない対応が出てきた

・〝警察〟という言葉に対して
 Rくんが『嫌だ、嫌だ』と泣いていた事を
 『自分がしたこと(手を出した事)を
  深く反省して泣いていると思った』と
 教頭が言ったこと(←アホかと思った)

・被害者側の保護者から電話があったとはいえ
 加害者とされる息子さんとRくんだけを
 呼び出して説教をしたこと
 普通は、双方から事情を聞くのが先だと
 私は思うのだが、、、

息子さんとRくんが教頭に呼び出された翌日に
被害者と加害者2人と教頭
そして学童保育の先生の5人で話し合いをした結果
息子さんと被害者の子が口論になって
先に被害者とされていた子が手を出してしまったと
判明したらしい(話し合いのもち方が明らかに逆)

息子さんいわく、
『最初の日、教頭先生は僕たちの話を聞かないで
 僕たちが100%悪いという態度で話してきたけど
 相手の子が先に手を出した事を認めたら
 相手の子が怒られたんだ』
と言うことらしいが、それはそれでモヤモヤする
暴力に注視しすぎで問題の本質が置き去りのような…

私が教頭の常識ってどうなの?と思ったのが
教頭との電話で判明した
最初の話し合い?説教?の時の呼び出し方だ

『学校でも話し合いをした』と
学童の先生に言われた時は
休み時間や放課後にしたものと思ったのに
実際は朝の会から1時間目にかけてらしい
(時系列で事実確認をしてわかった)

は?学習の時間中!?
学校活動を抜けさせて説教ってするもの?
骨折とか何針ぬったなどの大怪我を
させてしまったというような案件でないのに

しかも、既にクラスの全員が揃っている中
担任に電話をかけて子ども達を呼び出したと言う
………配慮に欠ける

息子さんの担任は、息子さんの席に来て
声をかけたらしいが…(大声で呼ばれるよりマシ)
みんなが揃う中、1人教室を後にしたら
クラスの他の子は不思議に思うだろう…
(因に、R君は別のクラス)

・朝、みんなが揃う中の呼び出し

・会議室で教頭先生と児童2人

いつもと違う状況だけでも子供たちは
ドキドキするだろう
その中で、一方的に責められて
『警察に電話する』
『刑務所に入らなければ行けない』
などと言われたらしい

電話した時に教頭は、まず
『大人だったら暴力を振るったら刑務所に入る
 と言う意味で警察という言葉を1度使った』
と弁明したが、電話をする中だけでも
『1回以上、使ってしまったかも』と曖昧になった

教頭が言ったように〝大人であれば〟という仮定の
話であると子どもが理解していれば
『嫌だー嫌だー』とまるですぐにでも
自分の身に起きる事として受け止め泣くだろうか?

実際にどんな表現だったか、
どんなやり取りでR君が泣いてしまったのか
他の大人が立ち会っていないのでわからない
というのは問題な気がする…

この件に関しては、学校からの報告は一切なく
息子さんがR君が泣いた事を言わなければ
私も知らずにスルーしていただろう
Rくんのお母さんも知らなかったと言う
私がRくんのお母さんだったらもっと怒っていた

本来なら、2日目に行なわれた
教頭、学童の先生、被害者(?)
加害者・息子さんとRくんの5人で
まずは何が起きたかから冷静に
話を聞くのが先だったのではないだろうか?

さらに

子ども達を朝の会から1時限目の途中まで
拘束して説教した理由を聞くと

『朝の8時過ぎに被害者の母親から電話を受け
 内容からイジメにつながると思い
 その電話を切ってすぐに
 各教室にある電話を使い職員室にくるよう
 担任に呼び出してもらった』

と言うのだ
そこまでの緊急案件か?
イジメにつながる内容としても
その日の休み時間や放課後に話を聞いても
対応としては充分だと私は思うのに…

〝イジメ〟と言うのであれば

教頭という学校の中でヒエラルキーが高い存在が
さらに〝警察〟という社会的権威を使い
子どもを脅すのはある種のイジメなんではないか?

また、見せしめのように
クラス全員の前で呼び出す事は
Rくんや息子さんに対する〝からかい〟や
〝偏見〟を生む行為になりえるし
そのことから〝イジメ〟に発展する
可能性もなくはないのではいのか?

教頭を詰めたら
『自分もその日の夕方に予定があったので
 それまでに保護者に解答したいという
 考えがあった』
という理由を言い出したが
それこそ教育者としてどうなの??

被害者が親に事実を言っているかもわからないのに
(実際に、自分が手を出した事は言ってなかった)
保護者の言う事を絶対として、すわイジメと思い
自分のスケジュール優先で説教されても…

休み時間を待つと言うのは常識だと思うし
子どもの話を聞く前に
受け持っている担任に子ども達の普段の態度や性格
日頃の3人の関係性がどうかをリサーチすべきだし

何より自分が冷静になって子どもたちと
対峙すべき、、、

なにせ息子さんの話では
教頭に呼び出される前に
被害者の子に『昨日はごめんね』と言って
『いいよ』と言われて和解していたというのだ
(息子さんと被害者の子は同じクラスなので)

まずは、その話を聞いてあげれば
『警察に電話する』なんて子どもにとって
物騒な脅しをする事態にもならなかったし

第一、クラスの違うRくんは
揉め事があってから被害者に会うよりも先に
教頭に呼び出されているワケだから
謝りようも和解しようもない段階だった
マジ大人が介入するの時期早々

本当に教頭が先走りすぎた案件だが
私の耳に入って来たのは1週間くらいたってから
息子さんの口からだった
(なぜ?学校の七不思議??)

驚いた事に、それを受けて電話した時点で
教頭は被害者の保護者に電話を一切してないという
だったら何のために息子さん達の授業時間を潰したの?
バカじゃない!?

因に、年齢、教師歴、教頭歴もお聞きしたところ
年齢と教師歴に数年のズレがあったので
一般企業での就職経験があるかお聞きしたところ
『ある』と答えた
よく新人に言われる『報・連・相』はどうした。。。
話していて時間の無駄と思えて来たので
教頭との電話を終わらせた

私は、電話をするにあたり学童の先生に
事情を聞いたり(直接、現場を見た先生はいないらしい)
息子さんと話し合ったりしたし
市役所の教育指導部の相談課に相談した上で
教頭とコンタクトをとっている

その上で、当初の教頭の話が矛盾が多過ぎた
時間が少し経っていたことを加味しても
保身のために都合良く言っていた感は
否めなかった…

そして

不信感と無能っぷりに
また学校との距離が遠のいた…