今日、我が家の愛車が旅立って行きました。

私が生まれる前から
お父さんが乗っていた車で名前はウィッシュちゃん。

私の車という記憶はウィッシュちゃんから始まりました。

「愛車」というのに相応しいく、

ウィッシュちゃんにはたくさんの思い出が詰まっています。

小さい頃から
お父さんが毎日ウィッシュで保育園まで送ってくれて、

お盆や正月にはウィッシュにのって親戚のお家まで行き、

道中は後ろの座席を倒して、そこで私は毎回寝て過ごしたり、

座席で寝たり。

行きつけの喫茶店までウィッシュちゃんにのって何回も連れて行ってもらったり。

小学生の頃ウィッシュちゃんのドアに中指を思いっきり挟んだのに、泣かずに涙を堪えて、お母さんに報告した思い出も懐かしいなぁ。

大きくなって

お父さんと2人でドライブしたとき、私が助手席でめちゃくちゃ歌って、それをお父さんは何も言わずに運転してくれたり。

大きくなっても

座席を倒してそこで寝たり。

運転席にお父さん、助手席にお母さん
後部座席には私と兄

後部座席から見てたこの景色は目を閉じても思い出せる。

後部座席からみた景色も目を閉じなくても思い出せる。

ウィッシュちゃんとのお別れは突然でした。

父が急遽売りに出すことに決め、

私が朝から働きに出ている間に
ウィッシュちゃんは我が家から旅立っていました。

父と母がウィッシュちゃんとのお別れをした帰り道に

なんと私が車で仕事から帰っているところをすれ違ったみたいで、
それに気づいた母がすぐに連絡をくれました。

突然のお別れに戸惑いましたが

お店まで母がもう一度ついてきてくれて

私もちゃんと
ウィッシュちゃんとお別れをすることができました。

笑っていないと涙が出てきそうで
思い出を思い出さないように、陽気に振る舞ってましたが

帰り道には涙が溢れちゃいました。

今思い出しても、涙目になっちゃいました、笑

自分でもちょっと驚きました

それだけ沢山の思い出と、想いが募っていたんだなぁ。

寂しくて悲しいお別れだけど、大丈夫。
沢山の思い出はちゃんと心の中に沢山ある。

ウィッシュちゃんへ

ここまで、我が家を支えてくれてありがとう。

色んなところへ連れて行ってくれてありがとう。

沢山の思い出をありがとう！

ありがとうウィッシュちゃん！！

また生まれ変わって我が家へ来てください。

本当にありがとう。バイバイまたね。

お父さんがお気に入りのシールをウィッシュちゃんに貼ってあげたり