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4/25 生協をはじめることにした

今住んでいる建物の好きなところは、カーテンをあければ電気をつけなくてもある程度は明るいところだ。

6時前、今朝も自然の光に包まれて朝食をとる。
しばらくすると息子、娘の順で起きてき、娘が部屋の電気をつける。
「つけないで。」と言うほどのことでもないので、わたしの好きな空間もこれにて一旦終了となる。

息子を学校に送り届け、娘とわたしは家へ帰る。
生協をはじめることにした。
生協のカタログを見るのが楽しい。
そう言えば、昔からカタログを見るのが好きだった。
スーパーで売っているもの、例えば最近我が家で流行っている手で皮がむけるマンダリンオレンジが載っていても興奮するし、スーパーには売っていない冷凍食品やミールキットを見るのも興奮する。
あと、無性に生協の牛乳が美味しそうに見えてくる。
気づいたら、一時間以上時計は進んでおり、これはいけないとカタログを閉じた。

娘と約束していた公園とスーパーへ。
移動中、娘は適当にドとかレとか当てはめて、鉄腕アトムを歌っていた。
とても平和だった。
スーパーで娘が焼き芋を買ってほしいとせがんでき、それならお昼ごはんに食べようかと購入する。
娘に分けてもらった芋はねっとりしていて甘くて美味しい。
紅はるかと書いてあった。
これが紅はるかなのか。
ひとの名前と顔を覚えるのが苦手なわたしは芋の名前と特徴を覚えることもどうやら苦手らしい。
芋はどれも美味しいから、芋イコール美味しいものというざっくりした捉え方だ。

息子が帰ってき、子どもたちは二人で恐らく先生ごっこ~避難訓練ver~で盛り上がっており、わたしはというと、夜ごはんや明日の弁当の下ごしらえに勤しんだ。

18時台に学童の説明会があった。
いよいよ家を出発するという時に、わたしは娘のビーズセットをひっくり返してしまった。
床にざんざんざんと転がるビーズたち。
急いで拾っていると、子どもたちも拾ってくれた。
ひとが困ってたらあまりにも当然であるかのように身体を動かす子どもたちの姿にじんわり目頭が熱くなった。

夜の入り口に子どもたちと通学路を歩く。
息子が「あ!林先生だ。」と言うので学校の先生かと思って指をさした方を見ると、壁にに林修先生のポスターが貼ってあるのが見えた。

自転車が行きかう。
小学校高学年らしきの男の子が自転車で通り過ぎていくのを息子がじっと見ていた。
「もうちょっと大きくなったら、息子も一人で自転車乗ってどこかに行くこと増えてくると思うよ。」と言う。
「あの人、手にさけるチーズ持ってたよ。」と返された。



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