見出し画像

千葉市のサンタクロース大作戦が泣けた

30代、独身の頃。とにかく貯金がたまりまくった時期があった。旅行も行かないし、酒も飲まないし、服もジャージだし、趣味もない。たまに1万円使ってもビデオ延滞料ぐらい。で、ぼくは施設に寄付しようと思ったのです。貯金の半分。けど迷いました。ユニセフとか大きい組織に寄付すると子どもまで届く気がせず、直接その人たちに届く寄付がしたいと。勝手なもので、同じ1万円でも組織の運営費に使われるよりも、ごはんや毛布とかそういうものに使われたいと思ってしまう。しかし、施設に直接寄付といってもどの施設がいいかわからんし、1つの施設に電話してそんな額寄付するのもなぁとか、迷ってるうちに面倒くさくなって、結局普通の窓口にそれなりの寄付をして終わりました。しかもなんか役にたったのかなぁ…と不完全燃焼な気分でした。やはり、ブッダではないですから完全な奉仕の精神などなく、何がしか自分も満足したいと思っていたからです。

で、今回の千葉の「サンタクロース大作戦」。

千葉市、Amazonほしい物リスト活用で児童養護施設や乳児院の子どもたちへプレゼントする「サンタクロース大作戦」
http://www.city.chiba.jp/kodomomirai/kodomomirai/kateishien/kifu_amazon.html

うわぁ、とてもいいなぁと感動しました。子どもたちの欲しいものが並んであって、それを使う姿も想像できて、寄付する側も楽しくなる。案の定、すぐにリストは埋まっていました。施設側もよくわからん古着送りつけられ困るというのも減るだろうし、ほんといい施策だ。これをきっかけに、このウィッシュリスト寄付がいろんな施設で定番化するといいなと。きっとそうなるだろうと思いました。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?