私には昔からの癖があって、

嫌だったこととかムカつくこと
自分が人に対してしてしまったこととか
めちゃくちゃ憎い相手のこととか
昔の後悔や哀しみを

その日の終わりに嫌ってほど思い出す。

ネガティブではあるんだけど
でもこれ悪いことじゃないって
最近思い始めてて

ヒトの細胞って細胞分裂を繰り返して繰り返して
大体７年で全入れ替えなんですって。

嫌いなものが好きなものに変わったり
はたまたその逆だったり

それは細胞が入れ替わって
細胞が別の細胞になってるからなんやって。

じゃあ７年前の自分と今の自分
別人なんか？
って言ったら同じ人間だし
どういうことなんって思うけど

私なりの解釈
繋ぐものは「想い出」ちゃうかなって。

齢を重ねると自然と記憶って薄れていくけど
今日昔の思い出に浸ったら今日から７年後
明日浸ったら明日から７年後。

「想い出」を持つのは人だけ。
犬や猫は「記憶」だから。

これは人に生まれた特権かな、なんて思う。

ネガティブな想い出は
同じことを繰り返さないとか
性格を矯正するとか

昔は良くないなって思っていたけど
今はこれからの自分が昔の嫌な想い出を
良き想い出に変えられると信じてる。

過去は変えられるって
キングコングの西野さんが言ってた。

今が良ければいいって言ってる人に

その言葉の奥にどんなエピソードがあるのか
どんな想い出があるのか

空想してみてから接するのも
悪くない気がしてきた。

これからの自分の未来を想像して

昔のネガティブな想い出じゃなくて
楽しかった想い出を思い出す様に

素敵な過去と未来になればいい。