ふわりと肩にのせる【ショートストーリー:季節のあしおと】
夏の夜にちょっとしたおでかけ。空に咲くアザミを見にいこう。
ふと、夜陰にふわっとゆらめいた白。
なにげない日常に“着こなし”を添えた小さなお話のあつまり。
『季節のあしおと』のショートストーリー。
夜陰に街灯のライトがあたってふわっと浮かび上がる感じとか。
あと、アザミ。
……アザミを花火に例えるのって、比喩としては古風(?)なのかなともふと思ったのですが、いかがでしょうか。
そもそもアザミと聞いて、「ああこんな花かな」「だから花火なのか」と、そういう伝わり方になってい