情景182.「冬、玄関を開けたら」【掌編小説 at カクヨム】
今回ご紹介する掌編小説は、カクヨム投稿の『あなたが見た情景』から「冬、玄関を開けたら」です。
帰宅した時の情景です。
外の寒い中を自転車漕いで帰ってきて、玄関を開ける。
その時の“感じ”のこと。
さっきまで冷え冷えとした空気の中を突っ切ってきたわけで。
そんな中、わが家のぬくもった空気が体に染み込んでくるあの感じ。
耳元がじんわりと温まるとか。
ファンヒーターの近くに手を出してみたり。
まずは手を洗ってうがいをする。
たぶん、みなさん経験されたことがある情景。
記憶とは引き出しや紐つきの天窓。
あなたの記憶の天窓を開く音の情景、お楽しみください。
『あなたが見た情景』は、目の前の景色を眺めるように情景を思い描ける、ちょっとしたお話のあつまりです。
どこからでも何話からでも好きなところから読みはじめて大丈夫。
気になったタイトルをひらいてみてください。
最後までお読みいただきありがとうございます。ぜひ感想を聞かせてください。