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アクティブラーニングの実践例(高校国語)ー実証実験1期目ー

どうも。前回に引き続き、アクティブラーニングの実践例を記載していきたいと思います。アクティブラーニング関連の本は充実してきていますが、どうも実践例は紙面の都合上、取り組みがよく見えません。学力、環境等によって大きく変わります。個人名は伏せますが、詳細な状況で分かる実践例を書いていきたいと思います。

私が取り組んだ学校の状況を説明したいと思います。名前は伏せますので、それ以外の情報を載せておきます。

総合学科。生徒の9割は進学を目指しています。高校入学後すぐの学力調査で、平均偏差値は47。中間校と位置づけられると思います。1授業65分の5限制。半期毎の単位認定。中間考査、期末考査の2回のテストで成績が決まります。実践対象学年は2年後期。2年後期からは全体で行う国語の授業はなく、選択制となります。一般的な教科書を使う授業と問題演習中心に行う授業になり、問題演習の授業を履修する場合は、一般的な教科書を使う授業を履修することが基本となります。問題演習を使った二クラスの編成だったため、30人ずつの2クラスで実施しました。

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